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窮地の感情の入り乱れ。
人間は窮地に陥ったり、壁にぶつかった際に我を忘れ感情が乱れる。
今日、僕は所属している野球チームの試合に行った。
●先に前置きをいくつかして置く。
・所属するチームは毎年下位の順位を争っているが今季はチームの若返りもあり、現在は真ん中の順位にいる。
・今年は雨天中止が相次ぎ、11月は早朝ダブルヘッダーと言う未曾有の事態が起きている。
・チーム方針として控えの選手も途中出場などで1打席は立たせること
そんな中で、1試合目は勝っていた。
しかし最終回に5点を取られサヨナラ負けをした。
誰もが勝つと思っていたが野球は相手に流れが行くと
一瞬で逆転をされるスポーツだ。
チームの雰囲気は最悪。
まず、誰のせいでも無く負けは負けだ。
ただただ相手を讃えたい。
そして切り替えて2試合目へ挑むしかない。
と思い、下を向くチームメイトを僕は鼓舞した。
だがここ最近の連勝をしていたチームがそれを受け入れられなかったのか、感情の入り乱れが起きた。
『最後に変更した守備が良くなかった。』
『ベンチでタバコを吸ってるのが良くない。』
『残り時間の宣告後に気を抜いてるのがいけない。』
全て終わってみたら結果論ばかりだ。
やり場の無い感情を、他者にぶつける。
後出しジャンケンで言わば不毛な議論。
僕は内心呆れた。
上位に行けない理由は根本にあると。
声を荒げて感情任せに自分の意見を言うのは簡単だが、
そこに感情論と言う無駄なモノが一つ乗っかる。
感情が露わになるのが人間だと言うのなら
感情のコントロールが出来ない、赤ちゃんと同じだと思った。
意見を提示しあって次に同じことが起こらないようにする。
そして、成長して行った先にチームが勝つと言うゴールがある。
朝からスポーツで、さまざまな人間性を垣間見えることができ
試合には負けたが凄く良い勉強になった。
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