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私のととのう

友人と話していて「サウナでととのえない…」という話をときどき聞く。
でも大半がよくよく聞いてみれば、そんなにサウナに行ってないとか、
サウナに熱すぎて長い時間入っていられないとか…そもそもな話。
ただそんな中、何をもって「ととのう」なの…?
と言われたこともあって、それには言葉に窮する自分がいた…
#そんなこと言われても

個人的には大小あれど気持ちよく感じている状態が「ととのう」だと思っている。
でも、その気持ちよさは、あくまで自分の認識の中だけの話。
気持ちいいにも色々あって、例えばマッサージの気持ちよさと、
サウナでの気持ちよさは明らかにちがうし、前者は「ととのう」ではないし。
自分は少なくとも、サウナでの気持ちよさを何でもかんでも
いつの間にか「ととのう」として受け入れていないだろうか…?
#ストライクゾーン広っ

実際、日によってサウナで感じる気持ち良さが違うことは普通にある。
あるときは気持ちよすぎて自分を見失うほど夢中になることもあれば、
また別のときには冷静に心地よい感覚を楽しんでいたり…
どちらの経験もポジティブで良いものですが、その質は異なる。
でもそれらを結局すべて「ととのう」として括っているのは間違いなくて、
なんだかすごく適当だなぁなんて気がしてくる。
#もともとおおざっぱ

そんな「ととのう」に対する私のあいまいさ加減…
でも結局自分がサウナを気持ちよく感じられていて、
日々多少の違いはあるけれど、ととのっていると感じている。
そして、それによって毎日なかなか心地よく暮らしている。
その事実が自分は「ととのう」ことができていることの証左…
そんな友人のことは置いてきぼりな結論に行き着いた秋の日。
#独りよがり

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