一人カラオケとバイト転職の顛末
2023.12.26 16:17
久しぶりに一人カラオケに行った。
私は一人カラオケが趣味で、大学生の頃など週一で通っていたこともあるほど好きである。
カラオケに行きたい気持ちをここひと月ほど抱えており、実は今月既に2回も(別々の相手と)カラオケに行っているのだが、それでも一人で思う存分歌いたい気持ちが収まらず、今日行ってきた次第だ。
年末年始価格で高かったが、満足して帰った。
帰り道に、季節によって紫陽花だのバラだのが咲き乱れている立派な花壇のある家の前を通りかかった。
さすがの豪邸でも、真冬に咲いているのは、椿(山茶花かもしれない、私には違いがわからない)とパンジーだけだった。
ぼとりと頭ごと落ちた椿は茶色く萎れていた。年がら年中ばかみたいに咲いているパンジーの花の黒々した模様は、子どもの頃から私におばけの顔を連想させる。私はなんとなく物悲しく、不安な気持ちになった。
3週間ぶりのnote更新になった。心を病んでいたとかnoteが嫌になったとかではなく、単純に忙しかっただけだ。
バイトを転職した。ケーキ屋の店番(最低賃金)から薬局の事務(時給1200円)への華麗な転身である。
ケーキ屋は週一しか働かせてもらえないのでろくに稼げず、仕事は退屈でやりがいがなく、4ヶ月経っても誰とも仲良くなれず、やってられないので辞めた。
薬局の事務のバイトは、たまたまタウンワークで見つけ、軽い気持ちで応募しただけだったが、電話をかけてきた薬局長がいたく私を気に入ってくれた。
「普通は一度電話を切って、他の人と相談してから面接するかどうか決めるけれど、あなたにはぜひ来てもらいたい」と、直々のご指名であった。
まだ4日しか働いていないが、仕事は忙しい上に難しいけれどやりがいがあり、職場はアクセスが良く、エアコンの効いた室内なので快適である。
そして何より、人間関係が素晴らしい。
事務は全員が私と同世代の女性で、勤務中に患者が途切れるとこぞって話しかけてくれる。
地下アイドルが好きだけれどお金が足りないので推すのをやめようとしている女の子には、推し活と金銭面の両立という点で共感した。
月に二回は映画館に行くという子とは、映画館でどこに座るのが好きかだとか(私は一番後ろの真ん中が好きだ)、好きな映画の話で盛り上がり、良かった映画があれば情報共有しようという協定を結んだ。
おしゃべり好きで明るく優しく、仕事に関しては教え方が丁寧でフォローの手厚い、いい人ばかりの職場である。
年内の勤務はあと2日。少しでも役に立てるように、頑張るつもりだ。
そして来月入るお給料が楽しみで仕方がない。ふふ。
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