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東雲しき
2023年11月30日 23:14
いつも私の前を歩いていた君がいなくなった最初は大きく広がる視界が寂しくて仕方がなかったそれが時が経ち今の私は胸を張って前を見つめて目の前に広がる日常という景色が愛おしくてたまらなくなった君といた日々が過去となって“現在(いま)”となる
2023年11月3日 15:54
まるでぬるま湯にいるかのような穏やかな幸せだけどどこかに潜む小さくも不穏な気配目を向けないように向けさせないように幸せを守るための努力も虚しく目の前に広がるは赤、あか、アカ聞こえる声は誰のものか
2023年11月1日 13:52
ふわふわととんでいくわた毛軽やかでかわいらしいそれは遠くへタネを運んでいく運ばれた先で芽吹く姿は見えないけれどきっとそれは逞しいのだろう私が蒔いたタネたちもいつかそんなふうに芽吹くのだろうか