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コラボ

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クリエイターさんの作品と私の小説のコラボです。
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#新しい航海

謎の老人

さくらゆき
2か月前
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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む プロローグ (「澪標」シリーズよ…

この小説は、may_citrusさん原作「澪標」のコラボ小説「ただよふ」のその後の物語です。 窓の…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 1 (「澪標」シリーズより)

僕と澪さんは、僕の学生時代からの友人であり、彼女の直属の上司だった志津を介して出会った。…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 2 (「澪標」シリーズより)

僕は澪さんから受け取った香水瓶を枕元に置くと、澪さんに手を差し出した。 「……手を…握っ…

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【コラボショートショート】海宝家の雑談

コラボ小説番外編「陸で休む」2話の後、主人公の航さんの弟である千洋さん視点のショートショ…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 3 (「澪標」シリーズより)

翌日から、僕はリハビリを始めた。次にあなたに会う時には、少しでも快方に向かっていたくて、…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 4 (「澪標」シリーズより)

澪さんの休みの日と、息子の航平の海外出張が重なってしまったので、弟の千洋の運転で母がいる介護施設に向かった。僕たちは後部座席に並んで座っていた。 「──航さんからエルバヴェールの香りがするの、まだ不思議な感覚になります」 澪さんがそう言うのも、無理は無かった。僕は元々、サムライ アクアクルーズを愛用していた。匂いに敏感な妻に、澪さんとの交際がばれないよう、澪さんにもアクアクルーズを使ってもらっていた。僕がエルバヴェールを使い始めたのは、澪さんに会えなくなってからだ。 「

【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 5 (「澪標」シリーズより)

「もう、大抵のことでは驚かないと思っていたけれど、航が脳梗塞で倒れたということと、再婚す…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 6 (「澪標」シリーズより)

栃木県小山市の高齢者施設。駐車場に植えられた八重桜が、薄曇りのなか咲き誇っている。 僕と…

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【コラボショートショート】香りを交わす

4/18はお香の日ということで、may_citrusさん原作「澪標」コラボ小説シリーズから、澪さんのご…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 7 (「澪標」シリーズより)

張り詰めた空気の中、口を開いたのは澪さんの母親だった。 「──澪は、この男性で本当に良い…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 8 (「澪標」シリーズより)

「──およそ60年前の春、私と妻は教師の家同士のお見合いで出会いました。当時の光景は、今で…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 9 (「澪標」シリーズより)

「澪が上京して、年末年始しか帰ってこない状況が変わったのは、2021年、例のウイルスの影響で…

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【コラボ小説「ただよふ」番外編】陸《おか》で休む 10 (「澪標」シリーズより)

澪さんのご両親のいる高齢者施設を後にし、僕は澪さんの運転で、澪さんの現在住んでいる小山市のアパートにやって来た。アパートは、澪さんの職場の病院から近い、飾り気の無い2階建てで、外壁にはところどころヒビが入っていた。 「とても古くて狭い部屋ですが、どうぞ入ってください」 澪さんがドアを開けると、ほんのりとアロマの香りがした。 澪さんに促され、僕は「お邪魔します」と言って、これから住むことになるアパートの内に入った。 確かに大人2人で住むには狭い部屋ではあったが、壁紙は新し