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どこから眺めるか、岐阜 #2022春一人旅(5/5)

一人旅も大詰め.最後は岐阜.
気づけば中部を一周していた.交通手段は鉄道が主なので、都市間移動しているだけで正確に一周しているとは言えないかもしれないが、間接的に回り切ったということにしておこう.

岐阜市内

金ぴか信長がお出迎え、光っていた
再開発と雑居ビルの混在.ボリュームだけが増し増しで投資と消費が繰り返されるのだろうか.
一方でシャッター街.共存していて良いものではない気がする
「雑居ビルのリノベーションでギャラリーのような場所ができたらしい」と友人.その日はあいにく閉じていた.今度は開いていることを願って.

岐阜メディアコスモス+新岐阜市庁舎

何度来ても心地よい図書館.きっと沢山の人が使っているのだろうが、「今日はどこへ座ろうか」という楽しみがありそう.
建築の構成は、これぞ伊東さんという感じなのかもしれない.
とはいえ使われているのだから個人的にはあまり気にしなくなったが.
新市庁舎.低層部が正面広場に開かれているのが特徴らしい.
市庁舎はやはり機能的にいかつくなりやすいのだろうか.
フットプリント・ボリュームともにずっしりなイメージ.
岐阜市にはここ数年超高層・高層ビルが何本が建っているらしい.どれも駅前マンション.
公共施設としては一番高いのでは?
目立つけどね.

金華山・岐阜城

功名が辻.山内一豊さんでした.
ブラタモリっぽい散策.
ここらへんの石垣は金華山自前の岩なのだろうか.

岐阜市内、市庁舎から見るか?金華山から見るか?

ネタ元をしっかり鑑賞していない民なので、このタイトルに特に大きな意味はない.シンプルな疑問だ.

市庁舎15階、展望スペースからの岐阜市内.
メディアコスモスの脳天と長良川を眺む.

・・・
金華山の展望スペースかから岐阜市内を眺む

木曽川
向かい合う市庁舎とメディアコスモス、それと長良川.
福井の方
東海北陸自動車道らしい(後調べ)
向こうに見えるビル群はおそらく名古屋

個人的には金華山に軍配.
やはり都市は自然の頂上から見た方が川や山が雄大に見えていいなと思う.高速道路などもインフラも川のようなスケール感で、近代以降に生まれた身としては自然に近いかもしれない.

市庁舎から見る市内と新鮮ではあった.
一つ一つの建物が詳しく見えて、同じようなスケールの住宅やアパート、ビルが立ち並んでいるのがよくわかる.
ただ、市庁舎という市の行政機能が乗っかっている建物の上から見ているというのが、少し偉そうだなと思ってしまった.城の上から城下町を眺めている城主のようで少し気が引けた.

街中でひょっこりする岐阜メディアコスモス
こういう建築写真が一番好き(笑)

・・・

さて、今度は行こうか.今回、何事もなく出かけられたことに感謝して、次の長期休みでも深く世の中を気にすることなく出歩けられることを祈って.

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