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Webデザイナー | 転職サイトガチレビュー【制作会社目指してる人向け】

こんにちは!Webデザイナーのしいのきです。

前回「Webデザイナー向け 一次面接対策」を書き、需要があれば転職サイトのレビューをしたいと思っていたので、今回の転職活動で利用したサイトとエージェントさんをレビューしていきたいと思います。

▼前回の記事


00_はじめに


今回は事業会社からデザイン会社・制作会社の転職のため、
これから制作会社さん狙いで転職活動をする方向けかなと思います。

事業会社を目指している方は、前回の転職活動の際のレビューが少しは参考になるかと思いますので、よければご覧ください☺️

▼事業会社狙いの方はこちら

今回は1ヶ月という短い期間での転職活動だったので、
14社応募、
6社書類選考通過、
4社二次面接、
2社内定という結果でした。

4つの求人サービスを利用、他にTwitter、個人応募で転職活動をしましたので、その感想も合わせて残したいと思います。




01_マスメディアン

https://www.massmedian.co.jp/

宣伝会議グループのマスメディアンはマーケティング・クリエイティブの求人数・転職支援実績No.1クラス。マーケティング部・広報部、クリエイター(デザイン・CM・コピー・Web)、広告会社、制作会社など大手・優良企業の求人多数。

マスメディアンサイトより


(1)サービス概要


コピーライター養成講座などの教育事業も展開している「宣伝会議」という宣伝・広告・環境に関する雑誌や書籍を出版する出版社のグループ会社が運営している求人サービス。

エージェントさんと一緒に転職活動をするタイプのサービスで、
「マーケティング」「クリエイティブ」に特化していることもあって求人数が多かったです。


(2)よかったところ


登録の際のヒアリングも、業界に精通している方が話を聞いてくださるので話が早く、「自分のスキルと経験で働けるところがあるか不安です😢」というと、

「しいのきさん。ぶっちゃけしいのきさんのスキルと経験を持っている層は今売り手市場で、このヒアリングが終わって僕がしいのきさんのプロフィールを登録した瞬間、デザイナーの求人を持ってる他のエージェントが一気におすすめ求人を送ってくると思うので、びっくりしないでください。」

と言われ、「またまたぁ〜!w」と思っていたら、
本当に30件くらい「ぜひ!」が来てびっくりした。

ただ私は「制作会社」で探していたところ、
2/3が事業会社だったので、残りの1の求人から探す感じになりました。

それでも優良な制作会社さんが求人を出されていたので、
マスメディアンから何社か受けて、今の職場に転職できた形になります。

面白かったのが、
今の職場を担当しているエージェントさんが急に電話してきて、

「しいのきさん!はじめまして〇〇と申します!早速なのですが、しいのきさんにぴっっっっったりの求人が今!今!でまして!ぜひお話聞いていただけませんか!?」

とかなり前のめりで電話してきてくれて、
実際本当に私が理想としていた難しい条件が全て当てはまる会社で、
「受けます!」とすぐに返事しました。

「こういう条件がある」という転職軸をちゃんと理解してくれているんだなぁと関心しました。

その他にも、一次面接を受ける際にその企業でよくされる質問や、
こういう部分が見られているというのをエージェントさんが個別に送ってきてくれるので、面接のイメージを持った状態で臨めたのが良かったです。

職場詳細もかなり詳しく載っていたのも良かったです。
使ったサービスの中で間違いなく一番詳細が載っていたと思います。


(3)マスメディアンを使ってみての感想まとめ


①業界に特化している
②エージェントさんが求人ごとにいるので詳しい話が聞ける
③求人数が多い
④企業詳細がかなり細かく記載されている


02_Re Designer


https://redesigner.jp/

デザイナー特化のキャリア支援サービス。
ReDesigner(リデザイナー)は、デザイナー特化の転職/副業/フリーランス向けキャリア支援サービスです。デザインの専門知識を持ったキャリアデザイナーが、エージェントとしてデザイナーと企業の間でキャリア支援いたします。

Re Designerサイトより

(1)サービス概要

デザイン会社の「Goodpatch グッドパッチ」さんが運営するデザイナー求人特化型のサービス。

エージェントはいるが、1人に固定の担当者がつくタイプ。


(2)よかったところ

こちらも業界・職種に特化しているので、話が早く、理解もアドバイスもめっちゃ的確でした。

1人に固定のエージェントさんがついてくれるので、アドバイスをしっかりいただき、感動しました。

成約するかどうか関係無しで、私の人生においてどうしたほうがいいか、というのをちゃんと考えてアドバイスをくれました。

こちらの求人で内定をいただき、
最後まで現在の会社とどちらを選ぶか迷いました。

私が最後にめちゃくちゃ迷っている時に、
Re Designerのエージェントさんが最適解をくださったことで自分の新しい道を開拓することができ(本業+副業)、

結果こちらの会社を選ぶことにならなかったので申し訳ないのですが、成約度外視でアドバイスをくれたことに感謝の気持を込めて、ぜひおすすめのサービスだとここで伝導したいと思います。


(3)イマイチだったところ

求人数が少なかったです。
他のサービスでは何社かエントリーしていますが、こちらからは1社しかエントリーしませんでした。

まあその1社で内定まで進んだくらい良い会社だったので良かったのですが、いい会社が見つからないという可能性も存分にあるのかなと思いました。

また、マスメディアンは「おすすめ求人」がどんどん送られてくるし、新着求人もあって毎日チェックしていたのですが、
こちらのサービスはおすすめが送られて来ないし、新着求人もほぼ変わらないので「サービスを使った」というイメージがなかったです。


(4)Re Designerを使ってみての感想まとめ


●良かったところ
①エージェントさんがめっちゃ相談のってくれて、アドバイスが的確
②業界・職種に特化している

● イマイチだったところ
①求人数がすくない
②おすすめ求人が送られてこない、新着求人もなかなか更新されない


03_Green

https://www.green-japan.com/

IT/Web業界の求人・中途採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)
登録すれば人事担当者から直接スカウトを受け取れます。企業とチャット形式でカジュアルにやり取りでき、全てがスマホで完結。隙間時間でキャリアチェンジを実現できます。

Greenサイトより

(1)サービス概要

めちゃくちゃCMも流れているので、「ITといえばGreen」みたいなイメージはもう定着したかと思います。

前回の転職時にGreenから応募した求人で転職したので、
今回も使ってみました。

・・が、制作会社の転職でGreenは難しい印象でした。


(2)良かったところ

求人数も多いし、UIも見やすい、こちらが気にしていることが企業側に伝わると成立し易い、というのがGreenのいいところだと思います。

(3)悲しかったところ

制作会社で求人を出しているところはレベルが高く、
Greenから応募した企業は私のスキルでは書類選考すら通らない、というのが正直なところでした😢

一社一次面接をした企業は、
申し訳ないのですがめちゃくちゃ態度が悪くて
「こんな会社絶対行きたくない・・」というところだったのですが、

Greenだけでなく、ありとあらゆる求人サイトに求人を出していたので、よっぽど人手不足なんだぁ・・そりゃそうでしょうな・・🙄という感じだったので、Greenともう1サイト以上求人をだしていたら気をつけよう。というのを頭の片隅においておいてください。

(4)Greenを使ってみての感想まとめ


●良いところ
①求人数が多い
②レベルの高い制作会社さんも求人を出している
③こちらが気になっていることが企業に伝わりやすい
④UIが見やすい

●イマイチなところ
①利用者も多いので埋もれがち
②エージェントがいないので一人で転職活動することになる


04_Wantedly

https://www.wantedly.com/projects

ビジネスSNS Wantedly
Wantedlyは、運命のチームや仕事に出会えたり、人脈を広げ、ビジネスの情報収集に使えるビジネスSNSです。

Wantedlyサイトより

(1)サービス概要

ビジネスSNSだったんですねw
IT系の転職といったらとりあえずWantedlyは登録しとこ〜みたいなところありますよね。

ここで成立したことはないんですけど、なんとなく使ってしまいます。

Wantedlyの面白いところは採用側は契約すれば月に何個でも求人が出せて、新しい求人ほどTOPに表示されやすくなるので、求人のモチベーションが高い企業ほど沢山求人をだしているところですかね。


(2)良いところ

求人を出すハードルが低いので、企業が独自にいろんな内容で求人情報をだしているところが他のサービスとは異なる良いところだと思います。

SNSと言ってるので採用側はお金を払わなくても企業のページが残るので、ベンチャーや中小企業も沢山求人をだしていて、他では求人をだしていない、レベルの高いデザイン会社がWantedlyにだけ求人をだしていたりします。


(3)悪いところ

これだけは「イマイチなところ」なんてぼやかしませんよ。
悪いところと名言します。

Wantedlyで本気で転職活動をしようと思うと「有料」なんですよ。
月3000円です。

私は1ヶ月で転職しないといけなかったので、払いましたよ。3000円。
本当に受けたい会社があったので。

有料にしないとメッセージが送れないんです。
「私はこういう思いで御社に応募します」という大事な部分が有料じゃないと送れないんです・・!!

(4)Wantedlyを使ってみての感想まとめ

●良いところ
①他のサービスには出ていない求人が沢山ある
②企業が独自に求人を出している
③エントリーするハードルが低い

●悪いところ
①応募者側が有料
②求人のハードルが低い分、相手にされないことがほとんど


05_個人応募


デザイン会社への就職活動で一番多いのは、
やはり直接企業サイトから応募するパターンだと思います。

私も1社どうしても受けたいデザイン会社様があり、
ダメ元でメールを送ったところ、なんと返信があってお話する機会をいただけました。

私のスキルや経験では全然役不足だったのですが、
それでもきちんと話を聞いてくださり、アドバイスを頂いたりして、
とても素敵な時間となりました。

どうしても受けたい会社様があれば、
ダメ元でも勇気をだして想いをぶつけてみるのは全然ありだと思います。

「あそこに応募していたら、もしかしたら受かってたかも。。」
みたいな変な妄想に逃げることもなく、ダメだった自分の経験不足を受け入れて現実と向き合えますしねw(ツラ!)




06_Twitter転職


夢のような話ですが、
このTwitter転職を今回の転職で体験することができました。

本当にあるんですね。
都市伝説かと思ってました。

「Twitter転職」と聞くと、未経験デザイナーさんが、その技術と人柄を見込まれて、有名なデザイン会社さんから沢山声をかけられてTwitter転職で大成功する、みたいな夢のある話がイメージであったりしますが、

凡人以下の我々には縁のない話。
こっちは若くもなければ才能もないんです。

と思っている同士よ。
朗報です。

冒頭で書いていたマスメディアンのエージェントさんがおっしゃったように「実務経験2年以上、3年以上」のWebデザイナーは売り手市場で、
事業会社であれば喉から手が出るほど欲しい人材のようです。

私なんてアラフォーで実務経験2年以上3年未満なんて、
もらってくれるところあるんか(# ゚Д゚)オオン?と思っていたのですが、

事業会社は「スキルフル」で「プロフェショナル」な人よりも、
広く浅くいろんなことができる、モチベーションの高い人。人柄もいい。であれば経験はそこまで必要とされていないということが今回の転職活動で分かりました。

私は経験とスキルは驚くほどないけど人柄だけは本当にいい。という謎の自負があるので(笑)。きっとTwitterにもそれがにじみ出ていたのか、いろんな方が声をかけてくださりました。

会社は潰れるし、経験はないし、今から転職なんて。。と卑屈になりかけていたところでの嬉しい出来ことでしたので、卑屈にならずに前向きに転職活動をすることができました。

(1)Twitter転職を成功させるポイント

①ポートフォリオのURLを固定ツイート、またはプロフィールにのせる
②アイコンは顔写真か、印象の良い似顔絵
③他人が見て印象の悪い言動をしない、常に「尊敬しているあの人」が見ていると思ってツイートをする
④自分が普段勉強していること、制作実績、何に興味があるかを発信して「人柄」を知ってもらう
⑤ツイートも自分のデザインの一つと捉える
⑥フォロワーの多い同じ職種・業種の人と話す
⑦転職したい意思を明確に発信する

自分の感覚だと、①〜⑤をやってると、⑥が実現できて、
⑦をした時に⑥の人がリツートしてくれることが成功の鍵だと思います。

Twitter転職ほど、地道にコツコツとですね。。




07_まとめ


今回は転職活動で利用した求人サービス4つと、個人応募、Twitter転職についてかなりぶっちゃけて自分の経験談を書かせてもらいました。

これから転職活動をする方、転職を検討中の方にはリアルにイメージできる内容になったのではないかと思います☺️

少しでもイメージできたよ〜と思ってくださったり、参考になった!頑張れ!思っていただけたら「♡」を押して頂けるととても嬉しいです!

「こういうのも知りたい」など、質問や次の記事に書いてほしいことなどなど何でもコメントで書いていただけると幸いです!

ここまでご拝読いただき誠にありがとうございました!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜!🙋‍♀️



ご覧いただきありがとうございます☺️Webデザイナーの方のためになる記事、一緒に勉強が頑張れるような記事を書きたいと思っていますので、応援していただけるととても嬉しいです。