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マーケ最新モデル「人間中心マーケ」総まとめ

どもっ、しのジャッキーです。本記事は、マーケティングに関する個人的な学びのアウトプットです。

2021年に発刊されているコトラー氏の「コトラーのH2Hマーケティング「人間中心マーケティング」の理論と実践」から最新のマーケティングの考え方の一つとしてH2Hマーケについて7回にわたって学びのアウトプットをしてきました。今回の記事では、その全7回のおさらい記事です。

マーケティングの一連の過去記事
[第1回] マーケティングの現在地点はH2Hマーケティングらしい
[第2回] H2Hマーケのキー概念「サービス・ドミナント・ロジック」はプロセスエコノミーのことかな
[第3回] H2Hマーケのマインドセットと パーパスってつながってるんだなぁ
[第4回] H2Hマーケにおけるブランドマネジメントは5AとOゾーンとBFDをおさえてとこう
[第5回] H2Hプロセスの基本「マーケミックス」の歴史を振り返る
[第6回] H2Hマーケの5ステップのプロセスをまとめてみた
[第7回] H2HキャンバスとBMCでコンテンツマーケがめっちゃ腹落ちした!

[第1回] マーケティングの現在地点はH2Hマーケティングらしい

私自身のマーケティングとの関係を振り返り、過去に受けたマーケティングの講座で提示された以下の定義が、数年の時を経て腹落ちしたことを紹介しました。

マーケティングとは、顧客サイドにたった「売れる仕組み」をつくること

あとコトラー・マーケティング理論の発展について以下を俯瞰しました。

表:「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 「近代マーケティングの父」として 社会的な問題の解決に生涯を賭ける」をもとに篠崎作成

[第2回] H2Hマーケのキー概念「サービス・ドミナント・ロジック」はプロセスエコノミーのことかな

H2Hマーケティングの完成モデルとして提示された「マインドセット・マネジメント・プロセス」×「デザイン思考・サービスドミナントロジック・デジタライゼーション」の3×3のフレームで自分になりに表にまとめたものを提示しました。

そのうえで、なじみのなかったサービス・ドミナント・ロジックについて深堀りをしつつ、それが最近読んだ書籍「プロセスエコノミー」の考え方と非常に共通点があったことを紹介しました。

[第3回] H2Hマーケのマインドセットと パーパスってつながってるんだなぁ

H2Hマーケの3要素の一つ目としてマインドセットの学びを深めました。4つのxxxx Based Viewをもとにしたモデルが提示されています。これらはいわゆる経営理論の言い換えだったりしたので、それぞれの理解を深堀しました。

そのうえで、これらを統合して目指す企業の姿として提示されたFoEとSPICEステークホルダーモデルというコンセプトをまとめました。

[第4回] H2Hマーケにおけるブランドマネジメントは5AとOゾーンとBFDをおさえてとこう

H2Hマーケの3要素の2つ目としてマネジメントの学びを深めました。マネジメントの中で、ブランドマネジメントについてが興味深かったのでそこにフォーカスして学びをまとめました。

まず、ブランド論理の進化を振り返り

そのことで、カスタマージャーニーが5Aモデルに至っていること

その5Aモデルで、カスタマーの状態遷移に対して、企業がどのように働きかけが可能なのか?影響力の範囲を示すO(オー)ゾーンという考え方を学びました。

最後に、ブランドの考え方にデザイン思考が統合されたモデルの例として、ブランド・フォーマティブ・デザイン(BFD)を学びました。

[第5回] H2Hプロセスの基本「マーケミックス」の歴史を振り返る

さて、H2Hマーケの3要素の3つ目のプロセスに関しては3回にわけての学びのアウトプットとなりました。最初は、マーケティングミックスについてです。

マーケティングミックスの進化の年表の右側に書いた「顧客志向」「サービス・ドミナント・ロジック」「コンテンツマーケ」「ブランド」そして、そこに「ダイナミック性」がH2Hプロセスには統合されるということを学びました

[第6回] H2Hマーケの5ステップのプロセスをまとめてみた

プロセスに関しての2回目は、そのものずばりプロセスの5ステップをまとめました。ただし、インプット・アクティビティ・アウトプットという形で、書籍自体がまとめられているわけではなかったため、きれいにまとめることはできませんでした。

一方で、書籍「UXグロースモデル」との共通点が非常に多いと思い、そちらの書籍のまとめと比較してみたりして理解を深めました。

[第7回] H2HキャンバスとBMCでコンテンツマーケがめっちゃ腹落ちした!

プロセスの最後、3回目では、5ステップを反復的に進めるためのツールであるH2Hキャンバスについて、その元ネタであるビジネス・モデル・キャンバス(BMC)との比較をしました。

BMCでCR(Customer Relation、顧客との関係構築)にあたるところがH2Hキャンバスではコンテンツマーケティングになっていて、今回まとめるなかで、このあたりが非常に腹落ちしたことをBMCのCRの書き方のコツであるGet-Keep-Growとの比較を通してご紹介しました。


おわりに

今回のような過去の複数回にわたって紹介した学びのアウトプットのまとめ記事は以下のマガジンにまとめています。

このほか、当方のマーケティングに関する記事は以下のマガジンにまとめていますので、もしよかったらのぞいてみてください。またフォローや記事への「スキ」をしてもらえると励みになります。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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