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マネジメントは1分からでもできる!と知った本の1枚まとめ

どうも、しのジャッキーです。最近のnote記事は、「ESG/SDGs関連の勉強」と「DXの思考法まとめ」と、「世界標準の経営理論まとめ」で彩られていますが、もともとnote更新はじめた理由は、2020年4月に管理職に昇格したのを機に、学びのレベルを上げるために、「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」でした。

マネージャーのエッセンスがサクッと学べる1冊

ということで、最初に紹介した3つのテーマでnote書こうと思うとかなりエネルギーが必要で、今日は、そのエネルギーが枯渇しているので、ちょっと初心(?)に戻って、マネージャーについて読んだ本についてご紹介したいと思います。

新1分間マネジャー/ケン・ブランチャード

それがケン・ブランチャード氏の「新1分間マネジャー」です。この本は書籍で97ページなので、本当にサクッと読めちゃいます。しかし、内容は非常に奥深いです。しかも、ちょっとした物語調になっていて読みやすいです。

これまでとは、全然違うマネジメントスタイルの、すごいマネージャーがいる、という話を聞いた、悩めるマネージャーが、そのすごいマネージャーに話を聞きにいき、その部下などに、そのマネジメントスタイルの秘密を聞きながら、主人公の追体験としてマネジメントを学ぶ、という本になっています。

1分間目標・1分間称賛・1分間修正

以下が、本書のタイトルにもなっている1分間マネジャーについて私が1枚にまとめたものです。

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1分間マネジャーのマネジメントは「1分間目標・1分間称賛・1分間修正」の3つの要素からなります。明確な目標さえ立てられていれば、あとはその目標のフォローであれば1分で十分だ、というのが1分間目標です。

1分間目標
・明確な目標を部下と一緒に立てる
・正しい行動はどのようなものかを示す
・目標を箇条書きしたリストを作る
・頻繁に見返す
・行動を振り返り、目標と一致しているか確認する

そして、部下が順調に進んでいるときに行うのが「1分間称賛」です。このとき重要なのは、ちゃんと「感情」を伝え、感じてもらうことです。これは、ほんと難しいな、と思います。

1分間称賛
・できている行動を具体的にほめる
・喜びを伝える
・間をおき、部下にも感情を共有する時間を与える
・さらに良い結果が出るよう励ます

一方で、うまくいっていない場合も当然あります。その場合は「一分間修正」を行います。この時も感情の重要性を説きます。これは良きにせよ悪きにせよ、相手を気にかけている、ということ、それを共有することが大事なのだと思います。また、うまくいっていないときは、「事実」ベースで考えることと、事象と個人を切り離して考えること、これは、いろいろなところで言われていることですが、非常に重要だと思います。

1分間修正
・事実関係を確認し、ミスをすぐに検証する
・懸念・心配していることを伝える
・間をおき、部下にも感情を共有する時間を与える
・ミスは取り返せること、人間として評価していることを伝える

マネージャーの役割のシンプルな本質

そしてこの「1分間目標・1分間称賛・1分間修正」をタイムリーにクイックに回し続けることがマネージャーの役割だといいます。

マネージャーの役割は部下の意欲を引き出し意思決定を促すことそのために1分間マネジメントのサイクルを回す

1枚にまとめた内容は、非常にシンプルかつエッセンスが凝縮されているんじゃないかな、と私は思い、こうやって時々見返しています。業務の内容によって、1分間は無理だと、と思いますが、このエッセンスを取り入れながら、チームメンバーとの1on1をルーチン化していくことにトライしています。

以下、以前に1on1について気を付けていることをまとめたnoteがありますので、関心のある方はご参照ください

1分間マネジャーをしったきっかけ

ちなみに、本書を知ったきっかけはEQ(エモーショナルインテリジェンス)に勉強していたときにでてきた本書の著者であるケン・ブランチャード氏の状況対応型リーダーシップモデルです。

これが、当時、チームメンバーもいろいろな状況、タイプがある中でどのように接し方を選択すべきなのか、そもそも自分のスタイルを確立するべきなのか、と悩んでいたときに、目からうろこだったフレームワークでした。

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当時書いたnoteもよかったらご参照ください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie


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