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【詩】雨の軽快ステップ


(はじめに)

「あちゃーっ」

 詩作品を掲載しないまま、1ヶ月が経とう
としています。いつも訪れてくださる皆さま
ありがとうございます。私はやっぱり詩畑の
人間です。ここnoteでは、物語を綴るよりも
篠井の詩を見たい、という方のほうが多いよ
うな気がします。
 私自身、詩の書き方を忘れてしまいそうに
なりましたので、今回は久しぶりに書き下ろ
しました。雨の季節をテーマに描いてみまし
た。では、楽しんでください。


 雨の軽快ステップ

たまの休日
あいにくの雨
予定はない
ゴロゴロして過ごすのもしたくない
昼間から呑み行こうか
昨日の溜め息が転がっている
季節の谷間に漂った
クランベリーの香りは
あなたそのもの
落ち着いた印象を与える
何処かで落ち着いた毎日を送ってますか
返信こないのを理由にして
昼間から呑み行こうか
行き当たりばったりの旅が好きと言った
優柔不断をごまかすための言動を
あなたはそっと見抜いていた

雨音を聴きながら
RHYTHMにこころを解き放ちDANCEする
指先まで集中して(軽いステップで)
適度な力に(体温は上がる)
呼吸する(コンマ7秒静止して)
視線を送る(余白はそのまま)
イメージを繰り返す
果てない思いは色褪せて
焼きついた光が
ふと
息を吹き返す瞬間を
あかるい思い出というのなら


……………………………………………………

   イラスト、お借りいたしました。
     ありがとうございました。

……………………………………………………


(ちょっとだけ解説)

 最初に雨とダンスが浮かんできました。そ
こからダンスを詩で表現してみるのも面白い
かな、と考えまして挑戦する意味も含め書い
てみました。ダンスの種類は読んでください
ました方が、それぞれに想像してくだされば
ありがたいです。

 

 お読みくださいまして、ありがとうござい
ました。

    「下半期、幸あれっ!😁」




#雨の日をたのしく


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