自分のお金と家のお金
私は世帯主として自分の持っているお金と稼ぐお金で家のこと全般と自分のことに使うのですが、家計と自分の小遣いの切り分けはしていません。
家の食費も自分のお茶代も分けてはいませんし、家の電話やネットの料金も自分の携帯代も一緒くたです。
自分だけの趣味の本代も服代も子供の服代と分けて管理していません。
自分の小遣いを決めていて、「小遣い」として支出したら家計でその詳細を見ない方法もあると思います。ご夫婦で夫に小遣いを渡したら、夫がそれをどう使おうかは関知しない方式ですね。
でも、うちは私の小遣いとして支出しませんので、私がお金を使うとそれが家のことでも私個人的な趣味のことでも等しく家計に記録されます。
子どもが家にお金を入れることは現状ないので、家のお金は私が管理するものがすべてで、支出はどんなものでもすべて家計からの支出になります。
クレジットカートを家計用と自分用に分けているということもありませんから、分けようがないのが実情です。
この状況がいいか悪いかは人によって意見さまざまと思いますが、私という人間の感性だとこれはこうゆうものと言った自然な感覚です。
時間の使い方も似ていて、一日24時間のうち8時間くらいが勤務時間になるのですが、勤務時間とそれ以外がきちっと分かれているとも限らず、本来勤務時間でない時間に仕事をすることもあれば、勤務時間に仕事でないことをしている時もあり、どちらの時間も自分にとっては生活ということでは等しいものというか…とにかく、分かれ目が曖昧です。
お金も時間も自分が持って使っているものはまとめて管理していると、その内容が自分の生活状況を如実に現わすことになります。
それが変化していくことは、自分の生活が変化していくことと直結しています。
私は10年ちょっと前にお金のかかる趣味を始めたのですが、それは自分が凄くしんどい時でした。本当ならもっと家のことにお金が必要だったはずの時期に、趣味の支出がとても多くなっていました。でもそれは、お金が足りなくて家のことができない状況ではなくて、家のことがしたくてもできない状況だったので趣味にお金をつぎ込めた訳で、卵と鶏のどっちが先がわからない感じです。
最近は趣味にかけるお金が減ってきて、家のこと家族のことにかけるお金が少しずつ増えてきました。
時間の使い方も同じ傾向です。
生活が少しずつ変わりつつあるんだなぁと思います。
お金の使い方や管理の仕方に絶対の正解はないような気がしますが、人生は間違いなくそこにある…ような気がします。
私みたいな人間は特に。
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