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湯たんぽみたいな愛♡はいつもあなたの側に

こんにちは〜
東北在住・心理カウンセラーの栞乃葉です。

根本裕幸カウンセラーお弟子6期によるアドベントカレンダーリレー
みんなそれぞれ、個性豊かでハートフル♡ な記事 にほっこりです^ ^

昨日のかほカウンセラーから、バトンを受け取りまして、本日12/12は私、栞乃葉が担当致します!


***


7年前の12月、私は手術のため入院をしたんですね。

とある検査に引っかかり、通院しながらずっと経過を見てたのですが、手術しないとダメです!という状況になってしまったのでした。

幼稚園の時、交通事故で入院した以来、大人になってから初めての入院。
予想外の展開に、気持ちが追いつかないままに、入院と手術の日取りがあっという間に決まっていきました。

"仕事しばらく休まなきゃいけないなぁ…迷惑かけるなぁ…"
"周囲に休む理由言いたくないなぁ…"
"忘年会の余興に出られないじゃーーん!"
"入院に必要な書類、親に頼まないとなぁ…言いづらいなぁ…"
そんな事が頭の中をぐるぐると巡る一方…


"何で病気になっちゃったんだろう…"
"震災のストレスもらあったかな…"
"難あり恋愛のせいかな…"
"自分を大事にしてなかったからかな…"
病気になった理由を探したり、自分を責めたりしました。

主治医の診察時、職業を尋ねられ、
その時、高齢者施設の相談員をしていたのですが、
「人の相談にのる場合じゃなくなったねー」と先生にいじられる始末…


怖がり、かつ緊張しぃな私は、入院中、毎日微熱と血圧高めで推移。。
点滴の針が入りづらくて、看護師さんが「上手な先輩を呼んできます!」と何度も入れ替わり立ち替わりトライしてくれたり…
浣腸かけてもらったり…体を拭いてもらったり…
手術の時には緊張感MAX!!で、顔も強張る、心拍数も上がる・上がる…
看護師さんに「…大丈夫ですか??」と何度も心配していただきました。。

もう全てにおいて、恥ずかしいやら、申し訳ないやら…


入院中の病室で、ひとりの夜。。
いろんな気持ちを感じていました。
入院のことは、ごく親しい人にしか伝えてなかったのですが、
メールは来るけど、誰もお見舞いに来ないなぁ…
友人も、彼氏も、親も…

そんなに長い入院じゃないから来なくていいよって、大丈夫だよって
自分で言ったけどさ…
12月は多忙な時期だって分かってるけどさ…
でもさ…でもさ…

「私ってひとりぼっちだな…」
「私って大事じゃないんだ…」
そう思ったら、涙がこぼれました。
泣いてるのが隣の人に気付かれない様に、ぐっとこらえながら。。

12月の病院は、クリスマスツリーが飾られていたり、クリスマスイベントが催されたりと、病院に居てもクリスマスを感じる場面が所々に見られました。

ある日は、お医者さんがサンタに扮して病室にやってきました。
そのおじさまドクターサンタと写真を撮りましょう♪という企画だったようで、

サンタ「いやぁ~こんなに近づいて撮ったら、旦那さんに怒られちゃうな~」
私「私、旦那居ないので大丈夫ですよー♪」
サンタ「・・・」
私「・・・(え?笑いなさいな…私がひとりで滑ったみたいじゃん…!)」
まぁ、気まずい撮影となりました。

またある日は、病棟師長さんに院内のクリスマスコンサートに誘われ、
最初気乗りしなかったのですが、周りを見渡すと、私くらいしか動けそうな人が居なく、せっかく誘ってもらったしな…としぶしぶその会場へ行きました。
若い人、あんまり居ないなぁ…なんて思いながら着席。
いざ始まると、高校生がクリスマスソングなどたくさん演奏してくれました。
吹奏楽部だった私は、あー懐かしい!と一瞬で引き込まれ、高校生の明るい笑顔と一生懸命さと、ダイレクトに体に響くサウンドに、感動で涙がこぼれました。(涙腺弱すぎ…)

その時、
「あぁ、病院にはこんなに愛があふれてるんだなぁ。。」
そう思ったら、ハンカチが必要な程の涙になりました。
(すみません、泣き虫なもので…)


手術室では、看護師さんが他愛もない話をたくさんしてくれて、リラックスさせてくれました。
お医者さんの技術のおかげで手術も無事に終え、経過も良好でした。

病院食も、温かくて優しくて、美味しかった ♪ 選択食がうれしかった ♪
清掃の方が毎日病室に来てくれて、気持ちよく過ごせました。

退院の時には、担当看護師さんから手書きのクリスマスカードをいただきました。(病室でドクターサンタと撮った写真付き♪)
親がいつの間に入院費を全部支払ってくれて、退院祝いのごはんにも連れて行ってくれました。

職場では、仲間が私の帰りを待ってくれていました。
退院後もゆっくり療養させてもらえました。
彼氏も、私の望む形とは違ったけれど、毎日メールをくれて、笑わせてくれたり、気遣ってくれました。


"私って、大事にされてるなぁ。。。"
"私って、愛されてるなぁ。。。"
"こんな毎日、悪くないかもなぁ。。。"


そう♪ 私の周りには、こんなにも
たくさんの温かい愛があふれていたんですよね。。

私が気付けなかっただけ、
私が受け取らなかっただけ、
だったんですよね。。


退院した時には、私のつらかった思いも、独りよがりな孤独感も、
すーっと消えていきました。

***


冬の寒さが染みたり、クリスマスの賑わいを感じると、
心寂しく感じたり、誰ともつながりを感じれなかったり…
そんな瞬間もあると思います。

そんな時、あなたに送られている愛の数々を、感度を上げて、ちょっと探してみませんか?

それは、ほんとに小さくて、さりげなくて、当たり前すぎて、分かりにくい形に変身してることも…
だから、普段は特に、気付きにくいかもしれません。

だけど、そんな愛に自分で気付くことが出来たら…
なんともいえない、湯たんぽのような温かさ♡ を
感じられるはず…♡

そして、そんな小さな愛にたくさん気付けるようになった時、
人生が好転しはじめたりするんですよね…!


これは、余談ですが・・・
「何かを失ったら、何かが入ってくる」という法則を信じている私は、
退院後、年末ジャンボ宝くじを購入。
な、な、なんとーーーー!!!
初めて当てましたーーー!!! 
¥7000!!! (本当はもう少し高額が良かったけど☆笑)


そして、出られなかった忘年会の余興。
退院後自宅で療養していたところに、なんと!
私たちのチームが初優勝!!!との吉報が舞い込みました!!!
きゃーーー♡ 高級料亭の食事券ゲットーーーー!!!
うれしさの反面… 私は出られなかったからな…食べられないよな…
と密かにがっかりしていたのですが、
ところがどっこい♪
「余興のアイディアを考えたじゃないですか~♪」との仲間の言葉 (涙)
祝勝会に参加決定ーーー!!! 
高級お肉のフルコースをみんなで堪能し、お腹も心も至福のひと時を過ごしたのでした♪
お肉も仲間も最高ーーー♡ ありがとうーーーー!!!

これも、愛を受け取った恩恵かなぁ??(笑)

***

明日12/13は ゆみカウンセラーの担当です!
クリエィティブで行動力バツグンなゆみさん♡
ワクワクの世界へ導いてくれること間違いなし⭐︎な美人カウンセラーさんです^ ^

東北在住・心理カウンセラー栞乃葉でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさん、心温かなクリスマスになりますように♡

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