バチェロレッテ3エピソード5-7/坂口さんへの違和感
バチェロレッテ3をエピソード7まで見ました。以下ネタバレを含む感想になりますので、ぜひエピソード7まで見てから進んでください。
いろいろ衝撃的なことがあったので、まずは感動したところから書きます。
北森さん、良い人間すぎる。美しいルックス。普段の落ち着き。話は理路整然としていて情熱もある。言葉遣いが綺麗で、負の感情を表に出さないスマートさ。それに加えて妹思いで、一番身近な存在である家族からの信頼も厚い。苦労人で努力家、もう褒め出したらキリがない。これまで見てきた恋愛リアリティショーで最も素敵な人でした。
最後の決断も彼らしい誠実さでした。まだ二人の間には確たるものがない中で、大事な家族に紹介すること、そして相手の家族に挨拶することのハードルの高さに改めて気がついたんだと思います。
こればっかりは武井さんの恋愛の速度と、撮影スケジュールの短さの相性が悪かったですね。これまでのシリーズのように長期の撮影なら、また違った展開もあったかなと思っています。
そして大好きな飯野さん。
最後の最後まで格好いい人でした。彼の愛情深さに感動しっぱなしで、自分の心が洗われるようでした。飯野さんの愛に憧れて、実生活で少し家族に優しくなることができました。いつか飯野さんのコンサートに必ず行きます!
と、ここまでがとても感動したところ。
今回は坂口さんへの違和感を中心に書きたいと思います。といっても出演者の悪口を書いてスッキリしたい、という気持ちは全くありません。最終回に向けての考えの整理です。
まずは実家跡継ぎ問題。
武井さんに対する説明は「父は僕に実家を継いで欲しい気持ちがある」で、父の話では「隆志は大阪に戻ってくるということなんだけど」。両者はかなりニュアンスが違いますよね。父の話では坂口さんは継ぐことに同意しているのに、武井さんにはその重要な点を伝えていない。
パートナーに対して重要な話題をぼかして、相手の耳触りが良いように伝えるところに違和感を感じました。
続いておふざけ問題。
彼はしばしばインタビューで、周りの人に医者という目線で見られ、真面目あるいは堅物だと思われることが多く、そこを覆すためにあえてふざけて見せる、と話します。それは彼なりの優しさかもしれませんが、行動原理が他人に依存しているところが気になりました。
飯野さんの蚊に刺され事件では、飯野さんは外で寝たのはあくまで自分がそうしたかったからだ、と話しました。自分の行動原理を自分で受け持つ。それは誰かに負担をかけず、誰かのせいにしないように。個人的にはこの優しさに憧れます。
最後にチャラチャラ問題。
「昔チャラチャラしてたんだよ」という告白は、もし最後に選ばれた時に、かつて女性関係でトラブルを起こした人からの暴露があっても許してね、という言い訳かなと私は思いました。
ところがスタジオの印象は異なり「俺実は昔悪かったんだよ」のような過去のヤンチャ自慢と受け取りました。もしスタジオの解釈が正しいとすると、普通と言われて憤慨した武井さんが、英会話を通じて特別な自分を演出しようとした過程とすごく似ているような気がします。
坂口さんは自分の意外な一面を伝えるために「チャラチャラしてた」と言い、一方で武井さんは特別さの演出に英会話というスキルを披露した。両者の精神的なレベルは近いように感じました。これから過ごす普段の生活で、友達に近い感覚で楽しく過ごせるのは坂口さんだと思います。
と、三つの問題を通じて坂口さんへの違和感についてまとめました。
武井さんから好きと明言されている唯一の人であり、親への挨拶の髪型や服装も坂口さんの時だけ違いました。そして違和感をまとめてみて、二人には似ているところがある、ということもわかりました。
武井さんがバラを渡す相手を心で直感的に選ぶなら坂口さん、頭で考えて選ぶなら櫛田さんかなと思います。今回挙げた坂口さんへの違和感を頭でじっくり考えたら、より誠実に感じる櫛田さんを。直感的に話しが合う、笑いのセンスが近い、感性が合う、と心で選ぶなら坂口さんを。
最後にバラをもらう可能性が高いのは、やっぱり坂口さんなのかなあと思っています。
もう直ぐ最終話。どんな結末になるのか楽しみです。