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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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骨盤・大腿骨・下腿・足部の回旋ストレスに関する考え方と運動療法!

今回に関しては、骨盤・大腿骨・下腿・足部の回旋ストレスに対する考え方と運動療法について解説をしていきます。 回旋系の動きなので、運動面としては水平面上の動きになります。 実際には、水平面だけではなく、矢状面や前額面の考慮も重要になってくるため、外せない部分ではありますが、今回は理解しやすい様にするために水平面上の問題にピックアップして解説をしていきます。 実際に回旋ストレスが生じる問題として どの関節においても、回旋ストレスによって生じる問題は大きいです。 特に回旋

【1時間超え動画】ピラティスは脳を鍛えていると言われる理由!ピラティスの理論的な考え方!

今回は、2年前にオンラインサロンにて投稿した内容を2年経ちましたので、こちらでも配信させて頂きます。 ピラティスが世間的にも流行っていると思いますが、根本的な考え方やピラティスを通して何を鍛えているのかなど考え方や理論的な内容をベースに紹介しています。 一般の方も視聴されている内容になりますので、専門家・インストラクターの方も理解しやすい内容になっていると思います。 【1時間有料動画】ピラティスの教科書

腹横筋と骨盤底筋の機能解剖学的な関連性!運動療法・ピラティスへの応用!

今回は、腹横筋と骨盤底筋との機能解剖学的な共通点と運動療法・ピラティスへの応用する考え方まで紹介します。 腹横筋も骨盤底筋においても、インナーマッスルトレーニングであったり、骨盤底筋エクササイズだったり、腹横筋にフォーカスされたトレーニングや骨盤底筋にフォーカスされたトレーニングなど個別の筋肉を対象にされた介入がある様にそれだけ重要な筋肉であることは一般の方の中でも認知されています。 ですが、日常生活やスポーツ場面において腹横筋だけの単独収縮や骨盤底筋だけの単独収縮が必要

骨盤前傾よりも骨盤後傾の方が臨床現場の運動療法・ピラティスでは重要な理由とは?

今回は、骨盤前傾と骨盤後傾の関係性についてお伝えします。 骨盤前傾アプローチを行う様に記載されている内容も多く、反対に骨盤後傾においては促すというよりは修正するという意味合いで記載されている書籍や論文なども多いと思います。 確かにそれも間違いではないと思いますが、、 骨盤後傾の捉え方によっては、骨盤前傾よりも骨盤後傾の方が目の前の対象者にとっては必要なことではないか? そう思うことも多くなると思いますので、臨床的には骨盤前傾より骨盤後傾の方が重要になることが多い理由に

股関節と足関節の統合的アプローチ!臨床の運動療法・ピラティスの活用!

今回は、股関節と足関節など全身を統合的に考えてアプローチする考え方や臨床的に運動療法やピラティスを活用する際の考え方のコツについてお伝えしてきます。 実際に股関節や足関節に問題を抱えている方も臨床上は非常に多いですし、症状が股関節や足関節になくても、介入が必要になるケースは多いです。 この股関節・足関節から統合的に考えて介入する方法までお伝えしていますので臨床現場での運動療法やピラティスにご活用頂ければと思います。 股関節と足関節の共同運動 この関係性を理解しておくこと

「膝関節屈曲制限」を改善するための統合的に考えた運動療法・ピラティス!

その様な主訴の方を見る機会も多いと思います。 実際に医療機関でのリハビリでもそうですが、病院に行くまでではないけど膝の調子が良くないという方は非常に多いです。 そのため、膝関節の可動域制限であったり、膝関節を可動した際の痛みのコントロールを行える様になる必要性があります。 膝関節の屈曲メカニズム膝関節を屈曲する動きとしては、、 OKCでは大腿骨に対して下腿が動く。 CKCでは下腿に対して大腿骨が動く。 こういった動きの特徴があることが前提になります。 一般的な膝

【前鋸筋のピラティス】前鋸筋の機能解剖と臨床現場で活用できる考え方!

今回は、前鋸筋の教科書ということで40分間の動画と臨床現場で知っておきたい前鋸筋の知識について追記で紹介しています。 運動療法やピラティスを行う際にも活用できる内容になっていますので最後までご覧頂ければと思います。 前鋸筋の教科書【40分動画】

【扁平足とハイアーチ】足関節の機能異常システム&足部のインバランスの特徴について!

扁平足とハイアーチは相反した状態の様に捉えることができますが、足関節背屈筋群と底屈筋群がどの様になっているかを把握しておくことは重要です。 今回は、水平面や前額面での問題よりも矢状面で起きている問題にピックアップして解説していけるコラムにしています。 筋肉の伸張位と短縮位の特徴扁平足とハイアーチなど反する足の状態になりますが、伸張位になっている筋肉と短縮位になっている筋肉の捉え方が必要になってきます。 この考え方は間違いないですが、、 扁平足やハイアーチの場合は捉え方

【整形外科テスト✖️ピラティス】パトリックテストの臨床的見解&運動療法の考え方!

整形外科テストの1つとして、パトリックテストがあります。 パトリックテストは、仙腸関節の異常性を検査するテストとして用いられることが多いですが、寛骨と大腿骨頭との関係性を評価するテストとしても取り入れることで評価をしやすくなります。 このパトリックテストの検査結果に対する解釈や、それに対するピラティスや運動療法の種目の組み立て方について参考になるコラムにさせて頂ければと思います。 パトリックテストについて股関節疾患や仙腸関節障害の異常を評価する指標として活用されることが

【臨床に活用できる運動療法・ピラティス】体重支持における骨運動&筋活動の違い!

今回は、2つの荷重の掛け方の違いによって生じる問題であったり、筋活動の違いについて解説するコラムにさせて頂きます。 まず下記の2枚の画像を見て頂ければと思います👇 上記の画像はどちらとも下肢でいえば右脚に荷重した状態になっています。 どちらとも右荷重であることは変わらないですが、荷重の掛け方が左右違っていることがご理解頂けると思います。 実際に歩行などで適切に荷重をする場合だと2枚目の写真の様な状態で荷重ができなければいけない状況になってきます。 上記の右荷重におい

【横座り姿勢から判断できる腰椎・股関節機能】腰椎・股関節のローテーション!

臨床的に、横座りの評価をすることもあり、左右どちらの足を外に開いて、どちらの足を内に倒して座りやすいかを実際に聞いたり、やってもらったりします。 その横座りの際の座りやすさの左右差から分かることも多々あります。 その辺りを今回のコラムを通して、評価結果から分かることであったり臨床的な活用方法まで解説する様にさせて頂きます。 横座りのメカニズムについてまず横座りのメカニズムについてになりますが、横座りをすることによって脊柱(特に腰椎部分)と股関節の内転・外転や内旋・外旋の

【股関節内転筋の運動療法・ピラティス】股関節内転筋を機能させるコツ!

今回は、股関節内転筋にフォーカスした運動療法のポイントについてお伝えするコラムにさせて頂きます。 内転筋群が弱化している方に対して、運動療法をしても内転筋をしっかり使うエクササイズができないことや、内転筋を使っている感じはエクササイズとしては出せるけど、実際に動作や姿勢などに活かされていないケースも少なくないのではないでしょうか?? そんな股関節内転筋を実際の日常生活やスポーツにも繋がる様なアプローチや介入の方法などのアイデアをお伝えさせて頂きます。 股関節内転筋のトレ

【猫背が改善しない1番の理由】猫背に対するピラティス・運動療法の考え方!

先日このようなメッセージが自分の元に届きました。 この方は薬師寺のYouTubeを見て頂いていて、メッセージをして頂いた方になりますが猫背姿勢で悩まれている方です。 この方も記載されていますが、、 この文章を読む限りでは完全なスウェイバック姿勢ということが考えられるのが分かると思います。スウェイバック姿勢を改善するためには猫背改善をすることから始めると解決しないケースがほとんどなので、姿勢改善をする際の考え方のポイントを解説するコラムにさせて頂きます。 猫背が単体で起

歩行における理想的な膝関節の伸展コントロールの運動療法!

今回は、歩行における膝関節のコントロールをするために必要な機能についてお伝えしていきます。 歩行をする際には、ダブルニーアクションという言葉がある通りで、膝関節はずっと曲がっていてはダメだし、ずっと伸びきっていてもダメなわけで、曲がったり伸びたりを繰り返しながら前方への推進力に変えることができます。 そして、今回は歩行における膝関節の動きにおいて、膝関節伸展を引き出すためもメカニズムや運動療法としてどういう考え方でアプローチをしたらいいかという点などをお伝えしていきます。