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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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【前鋸筋のピラティス】前鋸筋の機能解剖と臨床現場で活用できる考え方!

今回は、前鋸筋の教科書ということで40分間の動画と臨床現場で知っておきたい前鋸筋の知識について追記で紹介しています。 運動療法やピラティスを行う際にも活用できる内容になっていますので最後までご覧頂ければと思います。 前鋸筋の教科書【40分動画】

【扁平足とハイアーチ】足関節の機能異常システム&足部のインバランスの特徴について!

扁平足とハイアーチは相反した状態の様に捉えることができますが、足関節背屈筋群と底屈筋群がどの様になっているかを把握しておくことは重要です。 今回は、水平面や前額面での問題よりも矢状面で起きている問題にピックアップして解説していけるコラムにしています。 筋肉の伸張位と短縮位の特徴扁平足とハイアーチなど反する足の状態になりますが、伸張位になっている筋肉と短縮位になっている筋肉の捉え方が必要になってきます。 この考え方は間違いないですが、、 扁平足やハイアーチの場合は捉え方

【整形外科テスト✖️ピラティス】パトリックテストの臨床的見解&運動療法の考え方!

整形外科テストの1つとして、パトリックテストがあります。 パトリックテストは、仙腸関節の異常性を検査するテストとして用いられることが多いですが、寛骨と大腿骨頭との関係性を評価するテストとしても取り入れることで評価をしやすくなります。 このパトリックテストの検査結果に対する解釈や、それに対するピラティスや運動療法の種目の組み立て方について参考になるコラムにさせて頂ければと思います。 パトリックテストについて股関節疾患や仙腸関節障害の異常を評価する指標として活用されることが

【臨床に活用できる運動療法・ピラティス】体重支持における骨運動&筋活動の違い!

今回は、2つの荷重の掛け方の違いによって生じる問題であったり、筋活動の違いについて解説するコラムにさせて頂きます。 まず下記の2枚の画像を見て頂ければと思います👇 上記の画像はどちらとも下肢でいえば右脚に荷重した状態になっています。 どちらとも右荷重であることは変わらないですが、荷重の掛け方が左右違っていることがご理解頂けると思います。 実際に歩行などで適切に荷重をする場合だと2枚目の写真の様な状態で荷重ができなければいけない状況になってきます。 上記の右荷重におい

【横座り姿勢から判断できる腰椎・股関節機能】腰椎・股関節のローテーション!

臨床的に、横座りの評価をすることもあり、左右どちらの足を外に開いて、どちらの足を内に倒して座りやすいかを実際に聞いたり、やってもらったりします。 その横座りの際の座りやすさの左右差から分かることも多々あります。 その辺りを今回のコラムを通して、評価結果から分かることであったり臨床的な活用方法まで解説する様にさせて頂きます。 横座りのメカニズムについてまず横座りのメカニズムについてになりますが、横座りをすることによって脊柱(特に腰椎部分)と股関節の内転・外転や内旋・外旋の

【股関節内転筋の運動療法・ピラティス】股関節内転筋を機能させるコツ!

今回は、股関節内転筋にフォーカスした運動療法のポイントについてお伝えするコラムにさせて頂きます。 内転筋群が弱化している方に対して、運動療法をしても内転筋をしっかり使うエクササイズができないことや、内転筋を使っている感じはエクササイズとしては出せるけど、実際に動作や姿勢などに活かされていないケースも少なくないのではないでしょうか?? そんな股関節内転筋を実際の日常生活やスポーツにも繋がる様なアプローチや介入の方法などのアイデアをお伝えさせて頂きます。 股関節内転筋のトレ

【猫背が改善しない1番の理由】猫背に対するピラティス・運動療法の考え方!

先日このようなメッセージが自分の元に届きました。 この方は薬師寺のYouTubeを見て頂いていて、メッセージをして頂いた方になりますが猫背姿勢で悩まれている方です。 この方も記載されていますが、、 この文章を読む限りでは完全なスウェイバック姿勢ということが考えられるのが分かると思います。スウェイバック姿勢を改善するためには猫背改善をすることから始めると解決しないケースがほとんどなので、姿勢改善をする際の考え方のポイントを解説するコラムにさせて頂きます。 猫背が単体で起

歩行における理想的な膝関節の伸展コントロールの運動療法!

今回は、歩行における膝関節のコントロールをするために必要な機能についてお伝えしていきます。 歩行をする際には、ダブルニーアクションという言葉がある通りで、膝関節はずっと曲がっていてはダメだし、ずっと伸びきっていてもダメなわけで、曲がったり伸びたりを繰り返しながら前方への推進力に変えることができます。 そして、今回は歩行における膝関節の動きにおいて、膝関節伸展を引き出すためもメカニズムや運動療法としてどういう考え方でアプローチをしたらいいかという点などをお伝えしていきます。

【呼吸と運動療法】呼吸機能の仕組みと歩行・スクワット・姿勢改善!【呼吸動画5本】

今回は、呼吸機能が運動や動作に与える影響について薬師寺が運営しているオンラインサロンのショート動画で紹介させてもらえればと思います。 上記の様な内容がタイトルになった動画を合計5本アップしていますので運動療法やピラティスなど現場でのセッションにご活用頂ければと思います。 腹式呼吸の誤解について 呼吸と歩行の関係性

【腸腰筋の運動療法・ピラティス】腸腰筋の運動療法をしても動作で使える腸腰筋にならない理由!

腸腰筋は上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であるという構造的な特徴もあって、腸腰筋が機能する身体であるかどうかが重要になってきます。 ただ、確かに腸腰筋は股関節を屈曲させるし、腰椎を前弯させる作用がありますが、腸腰筋のエクササイズをしたり、ストレッチをしても腸腰筋が動作や姿勢の中で使えない状態のケースが多いです。 今回は、教科書レベルの基本的な話ではなくて、臨床的な現場レベルの話として、腸腰筋の運動療法をただ行うだけでは使える腸腰筋にならない理由や、動作や姿勢の中で活かせる腸

【呼吸と体幹機能】横隔膜と腹筋群の働きからピラティス・運動療法を考える!

呼吸と体幹機能という切っても切り離せないほど関係している呼吸と体幹機能ですが、安静時呼吸で重要になってくる「横隔膜」と体幹機能として「腹筋群」の働きがどの様にリンクしているのかという部分を解説していきます。 実際に運動療法やピラティスでも活用できる内容になると思いますので、理論的な内容から実際のエクササイズまで参考にして取り入れて頂ければと思います。 横隔膜は鍛えられない横隔膜の特徴としてですが、安静時呼吸では頸部や胸部の筋群を代償的に使う呼吸ではなく、横隔膜を吸気筋群と

【肋骨の機能解剖学】肋骨のポジション誘導と運動療法・ピラティスの活用方法!

今回は、運動療法やピラティスで活用できる肋骨の機能解剖学を中心とした内容をお伝えさせて頂くコラムにしています。 肋骨は肩関節機能はもちろんですが、体幹機能にも関わり、脊柱にも肋骨が付着する様な構造になっているため、直接的に関わりがある部分になります。 そして、体幹部分へのアプローチを行う際にも、胸郭部分への介入をしないことは基本的にないため上半身の問題にも下半身の問題においても介入がほぼ必須になる部位だと考えています。 肋骨の機能解剖学最近ではSNSやメディアなどで、肋

反り腰の人に対して、股関節外旋エクササイズを優先的にやってはいけない理由!

高齢者でもアスリートでも現代人のほとんどの方が、腰椎伸展ポジションでの姿勢保持になっています。 猫背姿勢の様に見える姿勢パターンであっても、胸郭のポジションと骨盤のポジションを比較すると、骨盤が前方シフトしているケースが多いです。 理学療法士の新人の頃や学生の頃には、骨盤が後傾しているから、腸腰筋を使って骨盤の前傾エクササイズなどやっていましたが、そもそも姿勢制御パターンとして腰椎伸展した状態になっている人を余計に伸展を増す様なアプローチをしてしまっていた可能性があること

股関節の不調に対するアプローチ!股関節後面筋群の捉え方とピラティス・運動療法!

股関節後面筋群の運動療法・ピラティスとしても様々ありますが、運動療法・ピラティスを取り入れる際にも目的があるわけであって 動作を改善したい。姿勢を良くしたい。痛みを改善したい。 一般の方からの主訴としてはこの様な内容が多いかと思います。 この機能改善をしていく際の、股関節後面筋群の捉え方であったりそこに対する運動療法の組み立て方が非常に重要になってきます。 その辺を踏まえて、股関節の後面組織にピックアップして運動療法・ピラティスの取り入れ方までのアイデアをお伝えするコラ