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ひとりでもしたいこと

年を重ねるにつれて、ひとりでできることが増えた。

カフェでお茶をしたり、
こうやってnoteを書いたり、
ヨガに行ったり、買い物をしたり、
今では、ラーメン屋にも牛丼チェーン店にも
ひとりで行くことができる。

一方で、子供の頃は、常にだれかを求めていたような気がする。
特に、休日をひとりで過ごしていると、
まるで自分には友達がいないような孤独を感じ、
何かが欠落しているような気がしたものだ。

それは、うまく友達の輪に入れなったという思いからかもしれないし、
いろいろな要素が重なったものだとは思うけれど、
ひとりでいるということは、
イコール自分が否定されたような気がして、
誰かと一緒にいることでしか自分の価値を見出せなかったのだと思う。


年を重ねて、ひとりで過ごすということに悪感情がなくなり、
休日もひとりで何かをするということはままあるのだけれど、
さて、ひとりになって何がしたい、となると
ここでまた、新たな悩みができた。

自分ひとりでは、何もしたいことがない。

「ひとりでできる」ということと
「ひとりでしたい」ということは、
似ているようで、大きく違う。


さて、私の好きなことは何だろう。

コーヒー、読書、カフェ、旅行、写真、ヨガ、ネット、買い物、美容…
程度に差はあれ、
好きなことは何ですか?と聞かれたときに
一定程度、答えることができる趣味はある。
ひとりでやることもある。

でも、何の予定もない休日に、
さて、ひとりの楽しみ!と、
ワクワクしながらするかというと
そこまでの意思がない。そういうものがとても多い。

自分迷子はずっと続いているのだけれど、
「自分が」したいことって、本当は何なんだろう。

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