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8. 【イタリア編】イタリアにも花の都〜フィレンツェ〜②

Buongiorno a tutti!

今回もトスカーナの州都フィレンツェについてお話ししていきます!
今回は食べ物中心に書いていきますね。

前回の記事はこちら↓


・トスカーナといえば、、

トスカーナ州は農業やワイン、生ハムなど、どちらかというと山のイメージが強いですが、実は海に面しており、斜塔で有名なピサは中世に海洋国家として栄えた国でもありました。
海の幸もあるのはありますが、やはりトスカーナといえば田園風景、田園風景といえばブドウ、そしてぶどうといえばワインですよね!


トスカーナの田園風景

みなさんも一度は聞いたことがあるであろう、キャンティやサッシカイアと呼ばれるワインはトスカーナ州を代表するワインブランドです。
イタリアのワインの説明も今度記事にしたいと思っていますが、何の話もしないというのも寂しいので、
代表的なキャンティクラッシコの説明くらいはしておこうかと!

・キャンティって実は、、

キャンティという言葉を聞くことが多いかと思いますが、キャンティキャンティクラッシコは実は別物なんです!
これはトスカーナマニアかワイン好きの人しか知らないかもしれません笑
キャンティクラッシコ(Chianti Classico)というのは直訳するとクラシックなキャンティという意味です。

キャンティ地方では中世からワイン造りが行なわれいて、一大生産地として名を馳せていました。
そのためキャンティの名を語った劣悪なワインが次々と売られるようになります。

そんな中、キャンティのネームバリューに危機感を感じた昔からの生産者たちがキャンティクラッシコ協会を設立します。
そうしてキャンティの品質は安定し、キャンティはより一層その名を轟かせます。
キャンティの中でも伝統の地域で生産されるもののみが、キャンティクラッシコを名乗ることを許され、そのボトルには黒い雄鶏(ガッロネーロ)のマークがつけられるようになりました。
(これはフィレンツェとシエナが領土争いの際に、フィレンツェが黒い雄鶏のおかげで領土を拡大できたという逸話に基づいています。)


そんなキャンティクラッシコはイタリアワインの格付けで最高位のDOCG認定を受けていて、高いものでは数万円にもなります。
これから赤ワインを買う時に黒い雄鶏を見かけたらそんな由来に思いを馳せてみてください。

・フィレンツェはあのスイーツの発祥の地

さあ、次のフィレンツェ名物といえばみんなも大好きなあのスイーツ。
実はジェラートもフィレンツェが発祥と言われているんです!
イタリア人はとにかくジェラートが大好き。
暑い夏はもちろん寒い日の夜でもご飯を食べに行った後はジェラートを買い、広場でおしゃべりしながら食べたり、川を眺めながら食べたりと多分ピザよりも主食に近い!笑

かくいう僕も留学中は1日1-2回は食べてました、だっておいしいし安いんだもん。笑
これからイタリアに行く人に注意してもらいたいのは、目貫通りにあるジェラート屋です!
すごくきれいな見た目で美味しそうに飾ってあるのですが、とにかく高いんです。
完全に観光客をカモにしているお店なので、できれば地元の人が行っているようなお店に行ってもらいたいです。
僕も留学して最初の週末にはしっかり1,000円くらい払いました笑

・おすすめジェラート屋さん

ついでにいくつかフィレンツェおすすめジェラート屋をご紹介。

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