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引っ越しへの不安

引っ越したいとよく言っていたむすこ。

屋久島に旅行して、学校見学もして、
どこの学校にするか決めて、次は面接。
という段階で、引っ越したくないと言い始めた。

この夏休み、
学童で仲良しの友達ができた。
むすこは3年生。
友達は1年生と2年生。
むすこが大好きな工作を
教えて!作って!と慕ってくれる。

そんな友達と離れるのがイヤなのだ。

そりゃそうだ。
おとなでも、引っ越しへの不安はやってくる。
環境が180度変わる。
人付き合い、収入、家、虫、
自分の不安もたくさんある。

学校への行き渋りはしたくてしてるのではない、
と思う。
だから、
屋久島では友達できるかな、学校行けるかな、
という不安が時々現れる。

わたしの中にある、
人付き合いできるかなという不安。
そもそも今の地域では近所の人とのあいさつが少ない。
マンションのロビーで登校班は3班集合するが
こども同志のあいさつはない。
ロビーでしゃべるなといわれているから仕方ない。
わたしはそれが不満だ。
顔見知りなら挨拶する、その程度。
屋久島では顔を合わせたら誰とでも挨拶したい。
挨拶できればその後のつきあいもドンと来いだ。

収入も家も虫への不安も、
なんとかなる。絶対なんとかなる。

それよりもむすこと
山や川や海に行ったり、ドライブしたり、
キャンプしたりするのが楽しみで仕方ない。

だからむすこが不安にならないように、
不安になってもそれ以上に楽しみなことを思い出せるように、
森で拾ったもので工作している人の作品を見たり、
朝日や夕日の写真を見て話す。

今日、きれいな海岸の朝焼けの動画を
見て見て!めっちゃキレイ!と見せると
わー早く行きたいねー!とむすこ。

半年後、一緒に見るよ!

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