第五章、勝利王の書斎「塩を入れる」(慣用句シリーズ復活)
カクヨムにて、『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声【青年期編】』最新話を更新。第五章をスタートしました。
章タイトルで迷ってましたが、ひねらずストレートに「ニシンの戦い」
もうすぐ戦いのあった2月12日だし、当日にその場面を書けたらいいなーと自分にプレッシャーをかけてますがどうなることやら。
章始めのアバンといいますか、冒頭の恒例になってる『勝利王の書斎』
少年期編(7番目のシャルル、狂った王国にうまれて)では、フランスの慣用句をサブタイトルにしていました。ストーリーとこじつけるのが面倒でやめてましたが、思いがけず好評だったと聞いたので今回から復活。
「塩を入れる(Mettre son grain de sel)」と「人生の塩(Sel de la vie)」
同じ「塩」で例えていながら、正反対の意味になります。
本作のナレーターでもあるシャルル七世の「声」が、慣用句の他にも、フランス料理やフランス産の塩にからめて好き勝手にしゃべり倒しています。
第五章〈ニシンの戦い〉編
ちなみに、少年期編の『勝利王の書斎』慣用句シリーズは8種類でした。
第二章:夜は助言をもたらす
第三章:眠っている猫を起こしてはならない
第四章:サラダについて話す
第五章:薄切りのパンを書く
第九章:北を見失う
\執筆限界チャレンジ、14日連続2話更新を達成✌️/
\10万字超えたのでカクヨムコンにエントリーしました/
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
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