がんばりすぎないお昼ごはん＊アボカドのパスタ

　アボカドがお安く手に入ったとき、必ずといっていいほどつくるのが、このパスタです。
　シンプルだけどおいしいので、私も夫も気に入っています。

　パスタをゆでている間に、皮をむいたアボカドをざくざく切り、にんにくのすりおろしとマヨネーズ、醤油を加えて適当につぶします。けっこう熟しているやわらかいアボカドを選ぶのがポイントです。つぶし加減はお好みで。私は完全にペースト状にするよりも、ほどほどに固形を残してつぶ感を出すほうが好きです。

　そこへゆで上がったパスタを投入し、全体に塩をふって、オリーブ油と少量のゆで汁を加え、混ぜ合わせたら出来上がり。ワンボウルでできるので、洗い物もラクです。

　食べるときに、黒胡椒を挽いてふると味が引き締まっておいしいです。夫は粉チーズもかけています。

　アボカドは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がいいバランスで含まれているといわれていますし、これまでに私が仕事で取材した医師たちも、わりと腸の健康のためにすすめてくれた食材です。
　若いときはなんとなく下ごしらえが面倒そうで敬遠していましたが、熟したやわらかいものなら皮がするっとむけることを知ってからは、よく食べるようになりました。
　わが家ではパスタのほかに、絹ごし豆腐と合わせてミョウガや大葉をのせ、白だしをかけてサラダ風にすることも。それはまた今度ご紹介しますね。