見出し画像

【初心者向け】③Web広告の運用とは?具体的な業務内容・必要なスキルを解説

Web広告の運用に必要な4つのスキル・適性

広告の運用を成功させるためには、前回ご説明したPCDAサイクルをスムーズに回していかなければなりません。そのためには以下のような4つのスキルや適正が必要だと言われています。いずれも、Web広告運用において確実な成果を挙げるために求められるスキルばかりです。

①コツコツと改善を続けられる忍耐力

Web広告の運用は、毎日何時間もかけてコツコツと分析と改善を繰り返していく地道な作業が中心です。

しかし、この分析と改善こそが運用を成功に導くための唯一の道となるため、決しておろそかにするわけにはいきません。なぜこのような地道な作業が必要なのかをきちんと理解でき、その中で創意工夫を凝らしながらひとつひとつ確実に改善を続けていくことができる根気と忍耐力は、何よりも大切な適性となります。

②ターゲットの視点に立てる共感力

ターゲット、つまりユーザーはわがままです。その時々の気分やトレンドに合わせてニーズもコロコロと変わります。

そんな状況の中でニーズを確実に捉え、アプローチしていくためには、ターゲットユーザーの視点に立てる共感力が欠かせません。セオリーに縛られることなく、「今何が求められているか」、「ユーザーの興味はどこに向かっているか」をいち早くキャッチすることがとても重要になるからです。常に「もし自分がユーザーだったら」と考えて答えを導き出せる共感力の高さは大きな武器となります。

③数字を元に問題点を炙り出せる分析力

Web広告を運用する上で非常に大きな意味をもつ要素が各種数値です。

クリック率・離脱率・コンバージョン率など、Web上ではありとあらゆるデータが時には残酷にリアルタイムで表示されます。それらに一喜一憂せずに、これらの数字をもとに成功要因や問題点などを的確に導き出していける冷静な分析力も、欠かすことのできない重要な要素です。

Web広告は、いきあたりばったりでは決して成功しません。日々蓄積される様々な数字の中にこそ、現状を変えていくのに必要な答えが隠されています。それらを着実に炙り出せる分析力こそが、次に進む方向性を見定めるための突破口となります。

④Web広告に関する知識・経験

Web広告の運用は、常に数値をもとに検証をおこなっていくため、CTR、CVR、CPAなど数字に関わる専門用語が多く使われています。

運用担当者は、最低限これらの専門用語を知っておくことが必要です。また、Web上では常に新しいメディアや広告が出現するため、めまぐるしいスピードで進んでいくトレンドにも敏感でなければなりません。

あらゆる選択肢がある中で確実な成果を狙うには、どのようなターゲットに、どのようなメディアでどのようなクリエイティブを配信するかを的確に選ぶことが大切です。そのためには、専門用語やメディアの種類だけでなく、様々なトレンドや人気商品など、広範囲にわたる知識や経験が必要です。

その4へつづく…

Web広告のご相談はお気軽に新広社まで