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【初心者向け】②Web広告の運用とは?具体的な業務内容・必要なスキルを解説


Web広告運用の主な流れはPDCAサイクルを回すこと

印刷されてしまえば、いちから新たに作り直さなければ修正ができない紙媒体の広告と異なり、Web広告はその時々の状況や広告の効果に合わせて修正・改善することができます。

それを踏まえた上で、Web広告を運用していくために必ず行っていかなければならない業務があります。

それが、PCDAサイクルを上手く回していくことです。
Web広告の運用において、変化する状況にあわせて必要な改善を促進していくためには、このPCDAサイクルを繰り返し行っていくことが非常に重要となります。

では、PCDAサイクルとは何か。以下でご説明します。

①P(Plan)運用プランの設計

「P」とはプラン(Plan)です。

定めた「目的」と「ターゲット」をもとに、掲載する媒体の種類や予算、目標数値を設定し、クリエイティブやスケジュールなどのプランニングをします。目的に応じて予算を組み、ターゲットとなるユーザー層に最適だと思われる広告媒体を選び、どのようなアプローチで発信していくかをスケジューリングします。

ネット上では日々多くの新しい広告が発信されているため、Webサイト・SNS・アプリなど、どのメディアで広告を展開するにせよ、常に新しい情報をキャッチして修正を加えていかなければならなりません。タイミングを失うことなくアップデートするためには日頃からの情報収集と勉強が非常に大切です。

②D(Do)運用の開始

「D」は実行(Do)を意味し、Web広告運用における実行(Do)とは「広告の入稿作業」や「広告配信」のことです。

通常、広告の入稿はそれぞれの広告メディアのプラットフォームの管理画面から広告を設定すれば、入稿作業は完了です。入稿する際には、その広告が訴求力があるかどうかも見極めておきましょう。

また、Web広告は第一印象で決まると言っても過言ではありません。検索ユーザーの興味・関心をひと目で惹きつけるような魅力的な訴求やデザインを施した内容であることはもちろん、それをタイミングよく発信していくことが求められるからです。

③C(Check)設定した期間での現状分析

「C」は、Web広告運用に欠かせない分析・評価(Check)です。

前述したように、Web広告は配信して終了ではありません。日々移り変わり、多岐にわたるユーザーのニーズをひとつでも多くすくい上げるため、常に修正・改善を行っていくことがとても重要です。

そのために必要なことが、自社広告に対する適正な評価と対策。プラン(Plan)で設定した目標数値がクリアできているかをリアルタイムでチェックし、「クリアできた理由」と「クリアできなかった理由」を細かく分析していくことではじめて、ユーザーが求めるニーズが見えてきます。

④A(Action)Web広告の改善

分析・評価を行ったあとにするべきことが、「A」で表されている改善(Action)です。

クリック率、コンバージョン率などのデータを分析し、最も効果的であると思われる施策を迅速に行っていくことが成功への第一歩です。

実際、バナーなどのクリエイティブを変えるだけでクリック率やコンバージョン率が大きく変化することもあります。ただし、改善に近道はありません。解析ツールを上手く活用して現状を把握し、その時々に必要な改善を地道に行っていくという繰り返しが、結果として費用対効果を上げることにつながっていくということを覚えておきましょう。

その3へ続く…

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