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【詩】Twitterで書いたSFチックな宇宙の詩5選~
人と空を愛したとき
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) July 29, 2020
青さや空気がすべて決まっていることを知った。
人と海を愛したとき
夕闇の静けさの積み重ねが人生だと知った。
地球から出られない窮屈さ
近くに物質惑星がない孤独さ
冥王星調査旅団が、孤独の星に着陸し、定住を始めるニュースは、そんな常識を壊した気がした。#詩 #SF
「地球は青かった」
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 4, 2020
ガガーリンのように決め台詞を言いたい
なんで感動している最中にあんな言葉が出てくるのだろう
宇宙の冷たさで冷えっ冷えっのコーヒーを飲みながら言うならわかるけれど、宇宙船の計器を常に確認しながら、孤独の中で言うのだから、尊敬しますわ
地球?青いよ#詩 #ポエム
朝、起きると街は灰色だった。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 6, 2020
光も何もかもが灰色で、色が恋しくなった。出勤のために外に出た。街は騒然としていた。
ニュースは「大都会も灰色」「灰色になった街での色の見分け方」など、灰色関連の報道ばかりだった。だけど、職場はいつも通りだった。#詩 #140字小説 #ポエム
湿った強風が背後に闇を連れくる。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 5, 2020
UFOみたいな雲が風で流れる。
緑が深くなった山にある無骨な携帯の電波塔を使ってモールスを送りたい。
流れる時間を全身で受け止め、抗いたい。
こうやって、SOS発信したら、彼方に連れ去られるのかな。
残酷な残暑とUFOは姿消し、雨になった。#詩 #140字小説
コンクリートの非常階段から夜景を眺めていた。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 6, 2020
夏が始まったばかりだから、少し冷たい。
時々、なぜこんなに人が都会に暮らすのか疑問に思うけど、便利で仕事があるからに尽きる。
セブンスターが燃え切ったとき、遠くで隕石が落ちていくのが見え、手が震えた。#詩 #ポエム #140字小説 #アトリエ部
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