中 憲太郎 / 神輝興産

神輝興産の代表取締役社長。 子供のころ阪神大震災に被災したことをきっかけにインフラ業界…

中 憲太郎 / 神輝興産

神輝興産の代表取締役社長。 子供のころ阪神大震災に被災したことをきっかけにインフラ業界に。 2020年に先代より代表取締役を引き継ぐ。 一人ひとりが輝く組織づくりをめざしてます! メンタルモデル:ひとりぼっち

最近の記事

阪神淡路大震災を学ぶ理由

神輝興産の鳥澤です。今回は代表の中に代わって投稿いたします。 はじめに、この度の「令和6年能登半島地震」により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 いよいよ2024年がはじまると思ったその初めの日に能登半島を地震が襲いました。テレビではCMもなく地震・津波情報が流れつづけ、みなさまも東北地方太平洋沖地震の時の緊張感がよみがえったのではないでしょうか。 そしてその約2週間後の2024年1月17日には29年前、阪神淡路大震災が発生していました。 神輝興産は建設業界

    • 2024年の一字

      気づけば2月に入ってしまいました。 弊社では年始の仕事はじめの日に、スタッフのみなさんに「今年の一字」を書いてもらっています。 書いてもらう理由は、どんなテーマで1年を過ごしたいのかを一字に表現することでスタッフのみなさんに1年の意識づけをしてもらうためです。 ぼんやり過ごすより、何かしら意識して過ごしてもらってまた年末に振り返る、ということを毎年の恒例にしております。 今年は、あるスタッフの書いた「英」の字を見て、「自分も英語を学びたいな」と思ったり、また違うスタッフの

      • 橋梁点検の現場に行って思うこと

        こんにちは、(有)神輝興産代表の中憲太郎です。 このコラムでは私の考えを述べることが多く、これまではどちらかというと私の理想の話をしてきました。しかし、理想の裏には常に現実があります。そこで、今回はその現実の部分を中心に書いていきたいと思います。 私たちの事業である橋梁点検は、繁忙期と閑散期の差が大きい業界です。毎年この時期はとくに忙しく、現場も内業も勤務時間が長くなってしまいます。繁忙期にも関わらず、全力を尽くしてくれるスタッフのみなさんに深く感謝申しあげます。 そし

        • さらけ出すこと

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中 憲太郎です。 私事ですが、最近、社外の3人の方に立て続けに「もっと自己表現しなさい」と言われる機会がありました。 そのうちの1人は初めて施術していただいた整体の先生です。背中をさわられた瞬間に、 「何考えているのかわからない。思っていること絶対言わないですよね」 と言われました。 また、日本史を研究されている先生にも、 「まじめなふりしすぎ。そういう自分がいることもわかるが、それだけじゃないだろう」 「このままいったら心配。いつ

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          私の考えるチャレンジとは

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中 憲太郎です。 神輝興産の大切にしている価値観(Value)として「Be Challenger」があります。「Be Challenger」とは簡単に言うと、「まずやってみよう」ということです。 なにかをやってみるとき、ためらう気持ちが出てくることがあると思います。迷いが生じることがあると思います。それでも一歩踏み出してみてほしい。やったことのない選択をしてみてほしい。 「はじめてかもしれないけれど、まずやってみよう」 「苦手かもしれな

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          我が社がLOVOTを導入した理由

          こんにちは。(有)神輝興産代表の中 憲太郎です。 今年の5月に、LOVOT[らぼっと]というロボットを社内に導入しました。LOVOTはとくに何もしないロボットです。ルンバのように掃除もしないし、AIスピーカーのように天気を教えてもくれません。役に立つかと言われたら、なんの役にも立たないものです。では、なぜ役に立たないLOVOTを導入したのか。その目的と、私の思いについて書きたいと思います。 導入経緯LOVOTとの出会いは電気屋さんでした。社内イベントの景品を買いにヨドバシ

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          デジタル化

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中憲太郎です。 橋梁点検業界は、初夏から年明け2月くらいまでが繁忙期となり、弊社も同様に現在繁忙期をむかえています。わたしが現場に出ることも増え、同業他社と接触する機会もいくつかありました。そこで気づいたことは、多くの他社はすでにiPadなどのデジタル機器を導入しているということです。橋梁点検業界もこの数年で一気にデジタル化が進んだと感じます。 わたしたち神輝興産でもiPadの導入は何度か挑戦しましたが、そのたびに「まだ紙とペンの方が効率

          強みを活かし合う組織へ

          こんにちは。(有)神輝興産代表の中憲太郎です。 当社では、本年度から個々人の強みを活かし合う組織づくりに、本格的に取り組んでいます。取り組みの主な内容は、 ストレングス・ファインダーを用いてスタッフそれぞれが個人の強みを把握すること さらに、研修により自分と他者の強みへの理解を深め、互いを尊重し、違いを認め合う風土を醸成していく というものです。 7月9日には、2回目の強み研修が行われました。そこで感じたのは、明らかに会社の雰囲気が変わってきていることです。お互いを

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          強い組織になるために

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中憲太郎です。 先日開催した社内勉強会で、「具体と抽象」の話をしました。これは細谷功さんの著書『具体↔抽象トレーニング』の内容を簡単にまとめたものです。なぜこのような話をしたのか。今回はその背景にある想いを伝えたいと思います。 当社はタックマンモデルの「混乱期」の入り口にいる前々回の4月のコラムでは、当社のMVVを刷新したことを書きました。実は新しいMVVをスタッフに発表したとき、スタッフのひとりから「私は渡り鳥経営にするべきだと思う」と

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          神輝興産は、なぜ売上目標をつくらないのか

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中憲太郎です。 3月に前年度の決算を報告しました。 売上は6.1億円と過去最高となりました。特に直近3年では毎年1億円近いペースで売上が伸びています。これも神輝興産で働いてくれているスタッフのみなさん、関わりのある方々の努力のおかげです。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。 こうしてみると、目標どおり順調に売上を伸ばしているように見えるかもしれません。しかし、神輝興産では「売上目標」というものを掲げたことがありません。そしてこれか

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          神輝興産のMISSION、VISION、VALUES

          こんにちは。(有)神輝興産、代表の中憲太郎です。 新年度を迎えるにあたり、弊社のMISSION、VISION、VALUES(以下MVV)を刷新いたしました。新しいMVVは以下のとおりです。 VISION :共創(コ・クリエーション) MISSION :インフラの安全を守り、より良い社会をつくる VALUES :Be Challenge、For The Team、Be Professional 刷新したMVVについて、どのように考えてつくったのか、どのような思いを込めたの

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