産まれた家が…

あたしが産まれた家は、
父方の祖父の兄がヤクザの親分だった。

祖父はその兄を嫌ってカタギでした。

母はとても美人でスタイルもよく、
芸能界へのお誘いもあったみたいだけど
親の反対を受け芸能界にはいかず、
実家の乾物屋の手伝いをして育ったらしい。
4人兄弟の末っ子で
小さいとき当時では、かかったら死ぬと言われる結核になり、1年入院。小学校を1年留年した。
看護師だった祖母は他の兄弟そっちのけで母を可愛がったらしい。

父は身長180㎝のやさいしい男で
その当時、六大学を卒業していたので
これまたモテたらしい。

そんな父が東京から地元に帰り、知人の紹介で出会ったのが、その後毒親になる母だった。

母には、他にも彼氏がいたらしいが
父と結婚することを決めた。

結婚してすぐにあたしを身籠り、
同時に自分の母を岩手県の雫石の飛行機事故で亡くした。(検索すると出てくる)

父はあたしができたので、定職につかなければ…と祖母がやっていたバーを夫婦で継いだ

毎晩、お客様からお酒を頂き
毎日酔っ払っている生活だったらしい。
赤ちゃんだったあたしにその記憶はない。
親が水商売だったため、
あたしは、毎晩祖母に寝かしててもらい寝ていた。

あたしが幼稚園に入園した3歳ぐらい(ちょっと色々わかってくる年齢かな)から
1人で寝るようになった

夜1人で寝ていたら
突然、母に起こされ

「お父さんに殴られた。離婚するからどっちに着いてくる?」

と突然聞かれた

その時の母は
お腹が3センチほど横に切れており
そこから血が流れていた。

それをあたしに見せ、パパにこんなことされた!と言ってる母を今でも覚えてる

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