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【読書メモ】『家族シアター』辻村深月

家族を描いた7篇。

単純な心温まるストーリーばかりではないが、すれ違う家族たちが丁寧に描かれていて、「1992年の秋空」が複数の中学で出題されたのも納得。

最終篇「タマシイム・マシンの永遠」は、若夫婦が赤ちゃんを連れて帰省する話。

赤ちゃんと周りの大人の描写が鮮やかで、子育て中の感覚が呼び覚まされ、幸せな気持ちになった。


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