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fish&chipsが食べたい。

先日(9/8)イギリスのエリザベス女王が96歳で亡くなりましたね。

私がイギリスに行ったことがあるのは、ロンドンオリンピックが開催された2012年の一度だけ。しかも旅行を楽しむためのツアーではなく、フランスで開催されたイベントに参加する母に付き添う形での旅でした。

「311で傷ついた日本の復興支援」という趣旨のイベントは、パリ市主催の日本文化発信イベント”Le Jardin Japonais ”としてフランスで開催されたのですが「せっかくならイギリスまで足を延ばしましょう。」ということだったのか(?)
旅程10日間のうち2日間はイギリスに渡ることになり、イギリスと大陸ヨーロッパとを結ぶ国際列車『ユーロスター』で初入国しました。

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この旅は良くも悪しくもアクシデントだらけで・・・イギリス宿泊のホテルで参加者の一人が盗難に遭ってしまい、通訳兼添乗員の女性がパスポート再発行のために大使館とのやり取りをしなければならず。私たち参加者は「せっかく来たイギリス」にも関わらず、短い滞在時間のほとんどをホテルで過ごすことになったのです。

それにしても何とかホテル周辺だけでも散策したい・・・とはいえ言葉の通じない外国。通訳が同行しないのは心許ないし、イギリスの食べ物は”フィッシュ&チップス”くらいしか知らない・・・。しばし頭を悩ませたのですが母や一緒に行った妹夫婦たちと一緒に、滞在ホテルに30分程度で戻ってこれる範囲での観光を敢行しました。

確かロンドンの中心街を歩いたのですが季節が初夏だったこともあり、街のあちらこちらで美しくデコレーションされた花や植物を楽しむことが出来たし(さすがガーデニングが盛んな国。)、タクシーで走った道は映画「ハリーポッター」の世界観を彷彿とさせるような曲がりくねった細道をロンドンバスとすれ違ったり(!)。

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イギリスに関して”付け焼き刃”的な知識しか持ち合わせていない私でも、散策を楽しむことが出来ました。

国に生涯をかけて尽くした女王について、様々なニュースを読みました。女王の類稀なるファッションセンスに着目した記事、昨年天に召されたフィリップ王配との愛の日々、そしてイギリスにおいて彼女が果たした役割。そのどれもが好意的で女王の死を悼む内容だった気がします。


ほんの2日間、しかも1日はほとんど潰れた形での2012年ロンドン旅行。当時の写真はfacebookに数枚、アーカイブされていました。

国を背負った女性の生涯に渡る印象が”チャーミングな笑顔”というのは、とても素敵だなぁ・・・と感じた旅の記録でした。

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