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私の「夏うた」プレイリスト

こんにちは。桜小路いをりです。

今回は、私の「夏うた」プレイリストをご紹介していきます。
私の例年の定番曲から、今年新たにプレイリスト入りした楽曲まで書いていきますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

中森明菜「サザンウィンド」

この曲を聴かないと私の夏は来ない!
そう断言できるくらい、私の中で定番のド真ん中にいる夏うた。
作曲は玉置浩二さん、作詞は来生えつこさんです。

この曲を聴いて、夏にパナマ帽をかぶっている人がひそかに憧れになりました。そして、明菜さんのこの曲のパフォーマンスを見て、ポニーテールが好きになりました。

大人っぽい歌詞が、明菜さんの芯のある大人びた歌声にぴったりです。
この曲は母がカラオケで歌っていて知ったのですが、歌詞に描かれるカッコいい女性の姿にドキッとしたことを今でも覚えています。

実は、「メランコリックに髪をかきあげて」ってどんな感じなのかな……と、いまだに謎です。

また、情景のひとつひとつが、温度と色彩と陰影をもってドラマチックに浮かび上がってくる感じ、この曲も含めた昭和歌謡の魅力のひとつだなと思っています。

幾田りら「おまじない」

個人的に、この曲は夏のイメージが強いです。ついでに、朝に音楽を聴くなら、絶対外せません。

憂鬱な朝も、ワクワクな朝も、等しく眩しい希望と爽やかさで彩って、背中を押してくれます。

上手くいかないときには、つい根拠のない「おまじない」に頼ってしまうけれど、そんな必要もないくらい、自分で自分を輝かせていきたい。
そんなことを、思い出させてくれます。

ちなみに、この曲は、りらさんが19歳の時にリリースされた「Jukebox」に収録されている楽曲です。19歳だから「‘’ジューク‘’ボックス」なのかな、と勝手に想像しています。
私はタワーレコードで円盤を買ったのですが、まだ売ってるのかな……。
歌詞カードの写真のりらさんが、すごく可愛いです。(アナログの良さ。)

もちろん、YOASOBIのikuraさんとしての歌声もすごく綺麗なのですが、幾田りらさんとしての歌声もすごく素敵で、いい意味で「等身大の幾田りらさん」の感じがしています。

YOASOBI「あの夢をなぞって」

バラードのバージョンも捨てがたいのですが、そちらは「夏の終わり」のイメージなので、オリジナルで紹介させてください。

ikuraさんのアカペラのしっとりした雰囲気から始まり、疾走感のある曲調に変わっていく瞬間が、私はお気に入りです。

夏、出かけるときに最初に聴くなら、まず間違いなくこの曲。
思わず走り出したくなります。

何より、キュンキュンする歌詞ばかりで聴いていると気分が弾むのも好きです。主人公の逸るような上ずったような気持ちに、自分の気持ちが重なるような感じがします。

なんだか「あの夢をなぞって」を聴くとドキドキワクワクして心拍数が上がるな、と思っていたのですが、種明かしをすると、自分の歩くスピードが自然に早くなっていただけでした。
私は運動が大の苦手なので絶対に自分からはしませんが、ランニング中にも良い曲なのでは? と思っています。

YOASOBIさんの曲の中では、(アカペラ部分さえ乗り切れば)カラオケでも比較的歌いやすいので、よく歌っています。

ヨルシカ「花に亡霊」

夏といえばヨルシカさん、ヨルシカさんといえば夏。
そう言っても過言ではないくらい、夏はヨルシカさんの曲が聴きたくなります。別にヨルシカさん縛りのプレイリストを出そうかな……。

ともあれ、この記事では、いちばん好きな「花に亡霊」を、ご紹介させてください。
しっとりとした儚げな曲と、絵本の中のワンシーンのような美しい歌詞、序盤から、ぐっと世界観に惹きこまれます。

この曲では、suisさんの歌声が、いつもより少し幼げな雰囲気になっているように感じています。
ラスサビの「時間じゃなくて心を」というフレーズでわずかに声が震えて、泣き出す直前のように掠れる感じも好きです。

個人的に、この曲のイメージは水風船で聴いています。
涼しげで、幼い頃の懐かしい記憶にそっと寄り添うようなさり気なさと、素朴な美しさ。いつかはしぼんでしまう、もしくは少しの衝撃で割れてしまうような脆さ。
そんな印象があります。

CHiCO with HoneyWorks「世界は恋に落ちている」

歌い手のこはならむさんがカバーされていて、最近知ったこの曲。

思い返せばどこかで聴いたことがあるような気もします。中学校の時のお昼の放送でHoneyWorksがよく流れていたので、その時に聴いたのかもしれません……。

爽やかでちょっぴり切ない雰囲気に惹かれて、ここ最近、よく聴いています。

甘酸っぱい恋模様が真っ直ぐな言葉で綴られた歌詞に、キュンとなる1曲です。(夏はキュンとする曲が聴きたくなるのは、私だけでしょうか……)

今回のプレイリストにはピアノアレンジのほうが合うかな、と思い、あえて「THE FIRST TAKE」のバージョンのほうを選ばせていただきました。

オリジナルは太陽の光が降り注ぐ真夏の屋上のイメージが強くて、「THE FIRST TAKE」のバージョンは夏の夜のお祭りのイメージが強いのかなと考えています。

切なくも眩しい青春の輝きを閉じ込めたこの曲で、このプレイリストは終わりです。

まとめ

夏の曲はどうしてもアイドルソングが多くなってしまうな、と思っていたので、今回は、ジャンルが偏らないように心がけてみました。

この記事が、みなさんの夏を彩る素敵な音楽との出会いの、きっかけになれば嬉しいです。


今回お借りした見出し画像は、風鈴の写真です。儚げで、ころんと丸くて涼し気な雰囲気に惹かれて、選ばせていただきました。今年こそは、お気に入りの浴衣を着て夕涼みをしたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。