読んだ本を忘れないために。/1ヶ月書くチャレンジ Day 12
こんにちは。桜小路いをりです。
「1ヶ月書くチャレンジ」12日目、今日のお題は「自分の得意なこと」です。
「文章を書くこと!」と言いたいのですが、まだまだ勉強中のひよっこなので、いつか、胸を張ってそう書ける日まで寝かせます。
私の得意なこと……というより、こんなことができます、という密かな自慢は「読んだ本の内容を忘れないこと」です。
若干の語弊があるので、私の読書後のルーティーンについて説明しながら、補足をしていきます。
読んだ本の内容を忘れないようにしたい!という方に、少しでも役立つお話を発信できていれば嬉しいです。
私はいつも、超・シンプルな読書ノートをアナログでつけて、あらすじや印象に残った文などの詳細はスマホの日記アプリでつけています。
まず、アナログの読書ノートに書くのは、次のような内容です。
*今年読んだ何冊目の本か
*著者
*題名
ここまでシンプルにできるのか、というくらいシンプルです。
ちなみに直近の記入は、
9、暁 佳奈
「春夏秋冬代行者 春の舞 上」
となっています。(和風な雰囲気とファンタジーな世界観、四季折々の風景が好きという方は、ぜひ読んでみてください。表紙や挿絵の美麗なイラストも素敵です。本や小説の域を越えた、「総合芸術」となっています。)
それとは別に、スマホの日記アプリには、次のような内容を記入しています。
*著者
*題名
*帯や特集サイトのキャッチコピー
*あらすじ
*印象に残った文(ない場合は書かない)
*簡単な感想・考察(考察は、ない場合は書かない)
読了日のページに、上の内容を記入します。写真も添付できるので、表紙が好きな本は、表紙の写真を撮って貼り付けたりもします。
そもそも、アナログの読書ノートを極限まで簡略化した理由は、「長く続けるため」でした。
「先月は全然読めなかった……」と落胆し、結果書かなくなる、ということを防ぐために、あえて読了日を書いていません。
それは、ノートを見返す数のほうが、日常の中で圧倒的に多いからです。
ノートに記入して、日記を書いて。
ここまでのような流れは、皆さんも読書ノートやブログなどで、よくやっているのではないでしょうか。
問題は、そのあと。
私は、noteとは別名義、別サイトで読書ブログもやっているのですが、ネットでの発信とは別に、本を読んだ後に必ずやっていることがあります。
それは、読んだ本の内容を誰かにしゃべることです。
私は、いつも母に「こういう話で、主人公はこんな過去を抱えていて、ラストはこうなって」などと一気にしゃべります。
ポイントは、
*ネタバレOKな人に話すこと。
*長くても十分程度で話し終えること。
*なるべく読了後すぐの新鮮な状態で一連の本の内容を話すこと。
(時と場合によって、ぬいぐるみに心の中で話していることは秘密です……)
この流れがずっとルーティーンになっていることで、「本の内容を忘れなくなった」と思います。
これは、以前テレビで見たことなのですが、しゃべると「口」と「耳」の両方を使うので、より記憶に定着しやすいのだとか。
さらに、気がついた時に読書ノートを見返して、「この本はこんな内容だったな」と思い出すと、より忘れにくいと思います。
私は、ビジネス書などは、話の展開のしかた(流れ)とテーマ、印象的だったポイントを覚えて、小説は、印象に残ったシーンや言葉、テーマで覚えています。
こういうふうに覚えるようになった理由は、よく色んな人と本の会話をするからです。
あらすじだけをささっと説明するより、「こういうシーンがあるんですけど、主人公のこの言葉がすごくカッコよくて」と言い添えるほうが、相手も興味をもって聴いてくれると思います。
「ただ読んだだけ」では著者さん始め、その本に携わった方に申し訳ない、と思ううちに、こうした流れが習慣となりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
初めてハウツー系っぽい記事を書いたのですが、ほんの少しでも参考になっていれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。