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鋸山に行って来たよ-02

昨年秋はGOTOトラベルのお陰で(私たちにとっては)ちょっと贅沢ホテルで素敵な時間を過ごすことが出来た。だけど時間の経過とともに再び感染人数が増えて、2021年1月7日、関東エリには期間一か月の緊急事態宣言が実施され、さらに二週間延期された。

またGOTO使いたいんだけどな・・・・・・。

GOTO復活などもたまに話題が上がるのでネットニュースは見逃さずチェックして、宿も予約せずに待機。

だけど関東1都、3県はその後も延長され、3月7日以降も続くことがわかった。

GOTO無理だな。

それでも冬の間、ずっと楽しみにしていたハイキングを諦める気にはならないから行こう。

烏場山・花嫁街道コースを改めてチェック。吉方地図で方位を確認する。

あれっ、行きたかった南じゃなくて南東なんですけど・・・・・・。
1月の私、何をどう勘違いしたのかしら。

地図をズームしたり、何度入力をし直しても結果は同じ。

3月の南東は暗剣がかかっていてまずい。誰にとっても凶方だ。

烏場山・花嫁街道コースはひとまず諦めよう。だけどもう止まらないハイキングへの思い。吉方位での別のコースを過去の自分に若干呆れながら、そしてそう簡単に別案が見つかるはずないだろうと半ば諦めながら関東百名山を開いてみると、以前から興味があった“鋸山”は見事にヒット。さらに11月から5月下旬は空気が澄んで東京湾が美しく見える見頃シーズンらしいじゃ、あーりませんかっ!

なんてこった。ちゃんと良い方向には良いコースは用意されているものだな。

だけど鋸山と言えば日帰りで訪れる人が多いと聞く。行きも帰りも吉方にするなら二泊三日で出かけたいんだよね。とりあえず車を持たない私たちは電車での行き方を調べてみると東京の我が家から南房総までは遠く、片道2時間半から3時間はかかるらしい。

以前はちょっと離れた場所でも宿代をケチって日帰りしていただけど、夜遅めにヘトヘトになって家に辿り着いて、次の日も疲れが残るから今は無理せず宿を使うようにしている。

往復六時間電車に乗って、日帰りとか嫌よ。だらか二泊三日でOKね。

初日はのんびり家を出て、二日目に思う存分ハイキングを楽しんで、最終日は午後過ぎに家に着けば、ゆとりを持って日常に戻れる。

関東百名山に紹介されているコースは浜金谷駅から隣駅の保田駅まで歩く。周辺宿を確認してみるとどこもお値段お高め。浜金谷駅の古い宿はカニが食べられることで有名らしいけど、朝食も夕食も和食となったらたぁは嫌がるだろう。
彼はニュージーランド人、もう長く日本に住むのに“ザ・日本の味”、煮物や焼き魚が好きではない。
だけどこの宿には素泊まりプランがあって一人5500円。

うーん、まだ高い。だけど一泊二食付きで11500円よりかいいよね。

駅周辺にはレストランや回転寿司、海鮮料理屋さんにコンビニもあるから食べ物には困らないだろう。無理して高い値段出して食事に満足できないよりかは好きなお店を選んでお好みの味を口にしたほうが断然良い。

予約サイトで詳細を確認。キャンセル料は宿泊日の一週間前から発生するらしい。

ってことは予約したらすぐにキャンセル対象じゃん。

本日、3月5日、鋸山に行くのは3月14-16日。

週間天気予報を確認すると14・15日は曇りのち晴れ、だけど別のサイトだと雨マークもある。雨で行くの止めてもキャンセル料払いたくない。だけど部屋は二室しか余っていない。

どうしよう・・・・・・。

まぁ、今は自粛期間中、満室になることはないだろうとギリギリまで申し込みをためらう私。

3月9日、瞑想の時にこのハイキングについて聞いてみると明確な返事はなかったけど好意的な印象だけは伝わってきた。

翌日、天気予報を確認したら両日ともに雨マークは取れたのに、翌日、宿を申し込もうと思ったらまた雨マークが戻ってきた。

はぁ、なんてもどかしいのかしら。

雨の中、見晴らしが自慢のハイキングコースを訪れる気にはならないけど、いちいち天気予報の繊細な変化を気にしてなんていられない。

もう、いいや。自然の流れに任せよう。

金曜日の朝、予約を取ったら、なんと旅前日の土曜日、雷を伴う強雨になった。まぁ、天気予報どおりなんだけど。

「すごいね、この雨」

「今、いっぱい降れ、降れ。そして明日晴れろ」

たぁは自然の原理を素直に受け入れられる。天気に振り回されやすい私もちょっとずつそれを受け入れている。

だから二人とも知っているんだ。

この雨が浄化の雨だということを。

ギリギリまで行くのを悩んだけど、その前にエネルギーを綺麗にしてくれているんだよね。

ありがとう。

今日は14度と寒いけど、旅立つ明日は20度だと言う。この雨も今夜中には止むらしい。

だから安心して受け入れられる。

ハイキング用のお菓子は準備OK、明日が楽しみだぞ。

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