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山岸、POLやめるってよ

はじめに

皆さんお察しの通り、タイトルは朝井リョウの小説で神木隆之介主演の映画でもある「桐島、部活やめるってよ」をオマージュしました(パクりました)。

実は小説を読んだことも、映画を観たこともなかったので、てっきり神木隆之介が桐島なのかと思っていたら、作中には桐島は登場しないんですね。神木きゅんのことは好きなので、今度ちゃんと映画を観てみようと思います。

さて本題に戻りまして、タイトルの通り、今年の3月末でPOLを退職します。

本来であれば在職中に退職エントリを出すべきではないかなと思ったのですが、4月からの新天地は東京を離れて福島に移るということもあり、3月中にできる限り色々な人にご挨拶しておきたいと思い、在職中に公開することにしました。


POLを辞めるキッカケ

現在、理系採用のダイレクトリクルーティングサービス「LabBase」や産学連携サービス「LabBase X」を運営するベンチャー企業のPOLで人事をやっています。

昨年9月には10億円の資金調達も行い、注目のベンチャーランキングに掲載されてたり、代表の加茂は錦織圭や大坂なおみと一緒に、Forbes Asiaの世界を変える30歳未満の30人に選出されるなど、間違いなく会社としてはノリに乗っているタイミングです。

POLは他責思考ではなく自責思考を持ったメンバーが多く、非常に謙虚で学ぶ姿勢の強い組織です。

そんな急成長中のPOLにおいて、人事として労務から始まり、組織作りや制度設計、就業規則に採用と幅広く業務の経験を積むことができたのは、自分のキャリアにおいて非常に重要な時間でした。

また前職のDMM時代以上に社外の人事や広報の方々とお会いする機会が増え、自分の道を進んでいる色々な方とお会いする中で、自分のキャリアについて考える機会も多くなってきました。

そして昨夏、人事責任者として採用に責任を持つことになり、過去にも採用担当経験はあるものの、どちらかというと事務作業的な役割が多く、採用という業務に真っ正面から向き合ったのはこれが初めての経験でした。

ここで自分の過去の経歴を軽く紹介すると、長野市に生まれ、高校卒業まで長野で過ごした後、アメリカの大学に直接進学するも中退し、アルバイトをいくつか経験するフリーター時代を経て、25歳で初めて正社員として子ども向け映画祭の運営兼人材派遣会社の人事総務管理部門→DMM.comの人事労務→POLという経歴を歩んできました。

特に大学中退からフリーター時代は自分の人生にとって大きな転機となったタイミングで、当時は実力があれば学歴がなくても社会で勝負できるだろ!と意気揚々と立ち向かいながらも、学歴の壁に敗れて就職ができず、やっと就職先が決まったと思ったら東日本大震災で内定取消となり、そうしたいわゆる普通のレールを外れた人生を歩んできたからこそ、尖ったモノを持っている若い子が輝ける場所を作ってあげたいという思いを持っていました。

話は戻って採用人事という職業は、どうしても採用予算や人件費予算もあるなかで、特にベンチャーは若手を育てる余裕もあまりなく、どんなに尖ったモノを持っていてもビジネスの基礎教養がないと判断したら、そこでサヨナラをして、他にもっと活躍できる会社があるのに・・・と思っても、それ以上は何も助けてあげられない(自分の業務も忙しくて手が足りない)のが現状で、どうしても人に対してドライに立ち向かわないといけないことが多々ある職種でもあります。

そうした人事、特に採用という業務に対してモヤモヤしたものを持ち続けるようになり、昨年11月頃から何社かお話を聞きに行きました(知り合いの人事の方と面談をしたり、オフィスで知り合いの方に出会ったりしたので、該当する方はお分かりかと思いますが笑)。

そして面談を繰り返す中で、自分の過去の人生観の棚卸しを行うことができ、またこれから向かいたいキャリアも明らかになってきて、最終的には以下の2つの選択肢に絞りました。

大好きなメンバーがいるPOLで引き続き頑張る。

元々近い将来、東京を離れて地方に移住したいという思いがあったので、地方でキャリア教育等に関われる機会があれば、地方に移住する。

そして結果としては、認定NPO法人カタリバ福島県の被災地である広野町にある「ふたば未来学園」で行っている教育支援事業に携わることに決断しました。

そもそもの背景としては、昨夏、元々カタリバで学生インターンとしてふたば未来学園にも行っていた、スターマイン株式会社高橋奎くんとの出会いがキッカケで、地方のキャリア教育という選択肢が自分の頭の中に生まれて、それから意識し始めるようになったので、奎くんには感謝です。

(彼は見た目はチャラチャラというかフワフワというかしていますが笑、非常に人に対して熱い思いを持っていて、学生インターン採用や新卒採用とその組織作りに非常に長けているので、お困りの方は是非相談してみてください笑)


今後のキャリア

今回で一旦、人事という職種からは外れますが、とは言え少人数拠点でインターン生や若い人も多い組織なので、組織作りには引き続き携わることになりますし、特にキャリア教育という場においては人事視点は非常に大事なので、今後も引き続き情報のインプットと実践や発信を続けていこうと思っています。

ちなみにvoicyのHRチャンネルに今度出演させていただく予定なので、POL人事としての最後の発信頑張ります(3月中に公開されるか分からないですが笑)

また今後は人事に加えて、教育分野や地方創生分野でも情報発信をnoteやtwitterを中心に行えればと思っているので、引き続きtwitter等で絡んでください笑


福島との縁

ちなみに過去に福島に行ったことは今回の面接の課程で現場体験するまでは行ったことがなく、実は最初は福岡や長崎といった九州方面で転職先を探していて、たまたま福島に行き着いたのですが、意外にも農水省勤務の弟が転勤で福島に住んでいたり(奇遇にもこの3月で農水省を辞めて、長野に戻って農家になるらしいですが。変わった兄弟ですね。)、現福島県知事の内堀雅雄さんは同じ長野市出身で同じ長野高校OBなので、何となく運命に引きつけられたのかもしれません。


皆さんに協力いただきたいこと

このnoteを読んでくださっている方は人事界隈やHR関連サービスの経営者の方が多いかと思いますが、今回、地方に行こうと思ったキッカケでもある、東京と地方の就職やキャリア教育に対する情報格差を埋めるための活動を行っていきたく考えています。

そこでまだ形は見えていませんが、是非協力いただける方がいらっしゃったら、お声掛けしていただきたいです!


さいごに

「私のことは嫌いでも、POLのことは嫌いにならないでください」

ということで、コロナが流行っていようとも、山岸が在職中にPOLオフィスに遊びに行ってみたいという方は是非お声掛けください!

LabBaseの導入を考えているので、ちょっとお話だけ聞いてみたいという方も大歓迎です!

またPOLでは引き続き各ポジションで採用強化中です!

このnoteを見たと言っていただけると、一次面接通過率が0.005%上がるという噂もあるので、是非ご応募ください!

下記ポジション以外にも、マーケティングや経理、人事等募集を行っているポジションもあるので、興味のある方はPOL専属カメラマン兼人事の薮にお声掛けください!


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