【実体験】人生には人間関係のバランスが必要だという話
人間関係から解放されたい。
32歳で会社員を辞めた時の主な理由です。
多くの人が抱える「人間関係」の悩み。
僕と同じように考えている人も、多いのではないでしょうか。
特に「刺激に弱い」とされるHSPさんや内向型さん。
人間関係の悩みは尽きないと思います。
本記事では会社員やフリーランスを経験して僕が感じた、「人生には人間関係のバランスが必要」というテーマで、記事を書いていきます。
【会社員時代】人間関係から解放されたい
以前の勤務先は、職員3800名を超える総合病院。
理学療法士としてリハビリの仕事に従事し、多くの経験をさせていただきました。
病院や仲間には感謝しかありません。
しかし、悩みの一つに「人間関係」がありました。
医療現場は「多職種連携」が重要で、自部署だけでなく他部署との連携が必要です。
職員3800名を超える総合病院。
多くの人や価値観が混在し、村社会を形成していました。
職場で横行する不満や愚痴、理不尽な要求や八つ当たり。
「全てがめんどくさい」。
「人間関係から解放されて自由になりたい」。
理学療法士10年目に限界を迎え、転職を挟みWeb制作フリーランスとして独立することになります。
【Web制作フリーランス時代】人間関係が恋しい
念願のWeb制作フリーランス。
完全在宅ワークで「いつでもどこでも」が実現できる働き方。
「ヒャッホーイ!人間関係を自分で選択できる!これで自由の身だ!」。Web制作フリーランスとして働き始めた時は、そう考えていました。
実際、仕事も人間関係も選択し放題。
好きなら付き合えば良いし、嫌なら付き合わなくて良い。
人間関係を構築するには自由な環境でした。
しかし、Web制作フリーランスとして働き始めて1年が経過した頃、違和感を感じます。
「血の通った人間関係がない…」と。
関わる人は基本的に「仕事の関係」。
関わる基準は「自分にとってメリットがあるかどうか」「今後仕事として繋がれるかどうか」。
要するに「自分にとって役にたつかどうか」。これらが人間関係の選択基準になります。
会社よりも激しい「資本主義社会」。
「使う」か「使われるか」の2択。そこに「心を許せる人間関係」はなく、気づけば会社員時代よりも心が貧しくなっていました。
「笑う」ということを忘れていた2年間でした。
シンプルに「働き方が合わない」ということもあったのですが、結局Web制作フリーランスは2年で辞めてしまいます。
【結論】人生には人間関係のバランスが必要
『LIFE SHIFT』の著者で、ロンドンビジネススクールの教授であるリンダ・グラットンは著書、『リ・デザインワーク』で下記のように述べています。
つまり、仕事における人間関係だけでなく、より深い人間関係の構築、すなわち「人間関係のバランスが重要」だということ。
僕の職業人生を振り返ってみると、会社員の時もフリーランスの時も「最悪」ではありませんでした。しかし、自分が思い描く人間関係を構築できておらず「バランスが悪かった」と感じています。
【検討】HSPや内向型の人間関係を考える
僕のようなHSPで内向型の人は、「深い人間関係の構築」が得意だと思います。しかし、HSPは「良くも悪くも環境に影響されやすい」という特徴があります。
つまり、自分でコントロールできない受動的な環境では疲弊してしまう可能性が高いということ。今後は自分が心地よいと思える生き方を考え、人間関係を能動的に構築していく必要があるということです。
SNSやインターネットの普及に伴い、関わることができる人も増えました。
上記を考え、受動的な態度ではなく能動的に人生を進めていく必要があります。
もちろん、正解はありません。
自分にとっての正解、つまり「納得解」を探していく必要があります。
自分にとっての心地よい人間関係や働き方。
今後もHSPさんや内向型の人のヒントになるような情報をシェアしていきたいと考えています。
本記事で紹介した書籍
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?