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青年海外協力隊の同期の存在。

5月の中頃から6月にかけて一時帰国をしてきた。

今回の帰国、帰った当初はただの帰省みたいな感じがして、特別感はそれほどでもなかった。
長距離の飛行機もドキドキしてた入出国も新幹線くらいの感覚。トラブルが起きなきゃ24時間の移動も慣れたもの。

帰国前に食べたいものとかやりたいことを作ることもしなかったし、コンビニにも感動は少しだけ。美味しいものは美味しいし、やっぱ便利、日本スゲーって思うんだけどね。自分の中に日本の日常がまだまだ残ってるのかな。
協力隊の帰国は2年に一回でなんてルールから解放されたり、帰国頻度が上がってるからだろうけど。

なんて言いながら、南アフリカへの出発時は戻りたくないって思ったし、絶対帰ってこようって思った。
やっぱり居心地はいいし、友人もあっちこっちにいて楽しかった。

今回の帰国は任期を終えた同期の存在が大きかった。たった2か月を訓練で過ごした皆がいろんな体験とこの先の期待とか不安を持ってて話が尽きない。この記事を書いてる今、訓練当時の日記を読んでたらまた記憶がよみがえった。今回の帰国ではこの時の話はほとんどしていない。それくらいにみんなの体験してきた量が多いんだろう。まだ会ってない人もいるし、会ってみたいなぁ。

日本を発つときのまた帰ってこようって決意みたいなの、そういえば初めて南アフリカに行くときもしたな。
そのときも同期とか友人にまた会いたいなーって思ったからだろな。

そんなこと考えながら、南アフリカに戻ったら見慣れた景色の中を過ごしていて、3週間も離れたブランクもなくMT車をとばす。
自分でもビックリなくらいに適応していた。ここ最近感じる孤独感に日本の体験が輪をかける。はっきり言ってロスだ。ホームシックかな。

でもこれって、南アフリカが日常であって、日本が非日常であるからかもしれない。そう思うと日本が非日常だなんて贅沢すぎる。そんな体験が年に何度か訪れるなんて最高かよ。
そう言い聞かせて、次の帰国を待ちわびる。

そしていつかは日本に帰る。その時の帰国は、孤独とか仕方なくみたいなみじめな感じでなく、凱旋でありたい。

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