ビールと酒税とSDGs
こんにちは。
ビールも作品の被写体になるんじゃないかと考えている、写真家の丸山です。
ビール、発泡酒、新ジャンル、ノンアルコールビールそのものの価格は、税抜きであまり変わらないことをご存知でしょうか?
実は、ノンアルコールビールが一番高かったりすることもあるんです。
そして、2026年にはすべての税率が同じになります。
私の作品に、2014年制作の”Japanese Beer"があります。
撮影の翌年である2015年、国連サミットで「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられました。
ビール会社のホームページにも、各社がSDGsに取り組んでいることが書かれています。
撮影時に「なんでこんなにたくさんの種類のビールがあるんだろう」と思ったのを覚えています。
今後、税制が改正されれば、種類や原料に関係なく、良いビール、支持されるビールだけが残るのでしょうか。
制作から10年経ち、世の中も変わり、酒税も変更されるなかで、この作品は東京のギャラリーで発表される事になりました。
この作品の意味を改めて考えているところです。
Shinichi Maruyama "Photographs 2006-2021"
May 11 - July 30, 2023
Gallery Blitz
Japanese Beer
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