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【ラグビーにおけるワークロードモニタリングについて#7】Session RPEを用いた運動負荷のモニタリング②

◆はじめに
Session RPE(sRPE)は、運動時の主観的な強度を反映した負荷量を数値化する手法です。
運動後に選手が感じた強度を0から10のスケールで評価した値であるRPEにセッション時間を乗じて、トレーニングセッションの負荷量を効果的に捉えることができます。


*本記事におけるデータは全て架空のダミーデータとなっています



◆sRPEのモニタリング

sRPEが他の内的負荷、外的負荷をモニタリングするより魅力的な点は 高価なデバイスを購入する必要がない ということです。
最も安価な方法はペンと紙だけです。

Looker StudioのようなWebサービスを利用してデジタルで管理する場合は

・Google スプレッドシート
・Google Form
・Looker Studio

があれば、今回の記事と同じグラフが作成できます。全て無料のWebサービスです。
Excelなどの表計算ソフトすら必要ありません。

予算が限定されていて、ウェアラブルデバイスを購入できない学生スポーツなどで最初に導入するには最適な手法だと考えています。
バレーボール、サッカー、バスケットボールや格闘技などのスポーツにも応用が可能です。

ATやS&Cコーチがフルタイムではないサポートをする際、選手やチームのコンディションを把握するためにも有効な指標です。
sRPEのモニタリングを反映させて現場で試行錯誤することにより、もっと必要なデータが見えてくるはずです。


また試合に向けた準備をするにあたって

セッションの 強度 と 量

を可能な限り再現性ある手法で意図的にコントロールする必要があります。

高い強度に設定した場合の効果判定は、RPEとsRPEを活用することでターゲットとした試合への準備をサポートしてくれます。



今回の作業で必要なものは

・インターネットに接続しているPC
・Googleアカウント
・sRPEデータのファイル

です。


sRPEデータのファイルはダミーデータを下記からダウンロードするか、またはご自身で用意してください。

今回の記事で作成できるのは、このようなイメージとなります。


Looker Studioを用いたロードモニタリングの入門となる内容です。


◆Looker Studioを使うにあたって

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