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人に「分かりやすく伝える」の基準はどこにあるのか?

こんにちは、守屋です。

「分かりやすく伝える」には人それぞれの解釈があり、説明してもある人には分かりづらく、ある人には分かりやすいと言われることがあります。

先月スペインのFCバルセロナから日本のJリーグ・ヴィッセル神戸へ加入が決まったスペイン代表イニエスタ選手が年棒32億円というニュースがありました。

イニエスタの年俸32億円、バルサ時代の3倍以上!J史上超破格の待遇

そこで多くの人が「イニエスタ選手の年棒32億ってどのくらい凄いの?」という形でSNSなどではあらゆる物事や人物と比較した投稿が話題になりました。

その中でも面白かったのが、

【図解】イニエスタ サッカー知らなくてもわかる!

というnoteの記事でした。そもそも「比較する単位が違う!」と言いたくもなりますがサッカーもあまり知らない、イニエスタ選手などがどんな偉大な選手か分からないという人からすれば、

「何となく凄い人だということが分かる!」

という印象を受けるのではないでしょうか。

子供でも分かるように「例える」ことは一つの基準では

小説など読んでいると、

「人間に例えると…」
「例えるなら…」
「まるで〇〇のような…」

という形で読む人にイメージしやすいように例えを用いて表現することが多いです。

自分も社員から相談され、説明する際にその社員が分かりそうな例えで何度も理解してもらえるように心がけていました。

多くの人を相手にする場合は、例える対象物も世間一般に広く知れ渡っているものが分かりやすくなり、逆に個別の場合はその人にとって分かりやすい例えが基準となれば良いかと思います。

”例える”を使うには本人が本質を理解していないことには伝わらない

自分自身も何度も失敗してきましたが、例える場合に

・そもそも分かりやすくなっているか
・自分自身が例えるときにイメージ出来ているか

という部分が整理されていなければ、例えて伝えようとしても「結局何を言いたいの?」と、なってしまいます。

専門用語を習得し、専門用語のオンパレードで議論する場であれば”分かりやすく”を意識せずとも周りも同じフィールドでプレーする人間ですから理解されるかも知れません。

ですが広く多くの人に伝えたいと思った場合、専門用語や限られた人にしか分からない言葉は「伝えた」になっても「伝わった」にはなりません。

ぜひ、何かを伝えるお仕事や立場にある人は、今一度自分自身が説明していることは伝わりやすい言葉や例えを用いて話しているか、相手の脳内に落とし込まれているか考えてみると良いかも知れません。


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