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指導者の伝えたいこと、本当に選手に伝わっているのか

こんにちは守屋です。


「指導論」というテーマでは自分なんかより、もっと多くの指導経験豊富な方々が書かれている著書があると思いますので、そちらを読んで頂ければと思います。


今回のテーマである、
「指導者の伝えたいこと、選手に伝わっているのか」について言えば、伝わっているかどうかは、


【選手の心の中に、いつまでも残っているかどうか】


ではないかと思います。


1人の指導者と選手が関わる時間は、幼少期であれば多くて3年間、プロになってからは1年単位で変わってしまうこともあります。


つまり、指導者として多くのことを伝えたい気持ちはわかりますが、実際にすぐに効果があっても、来年には新たな指導者の元で忘れてしまうこともあります。


結局伝わったのかどうかを考えて見ると、その選手の中にずっと残っている言葉になっているかどうか。なのです。


本当に伝わった言葉は、心の中に永久保存される


普通の学生や社会人であっても、先生は1年で変わったり、人事異動や転勤によって上司も職場も変わります。


そんな中で、自分の人生を変えた、本当に考えさせられたと思える言葉を伝えてくれた先生、上司というのは、いつまで経っても自分の心の中に保存されているはずです。


「あの時、先生の言葉が私が本当に落ち込んだときに、勇気を与えてくれた。」

十年前に勤めていた会社の上司が、


「落ち込んでいる時にやらずに後悔して立ち去っていく人間を俺は沢山みてきた。お前にはそうなって欲しくない。どんな会社に行っても、後悔しない選択をしてくれ。」


という言葉がずっと心の中にあるので、いつでも挑戦することに対して躊躇することがありません。


目先の勝利や、自分のエゴの為に伝える言葉はその場では効果があっても、選手のその先には残らないかも知れません。


ですが、その選手にとって必要な言葉として伝えた場合、その言葉はずっと選手の心の中で残り、苦しいとき、辛いとき、本当に重要な決断をするときに心の引き出しから出てくるはずなのです。それこそ、本当の教えを導く者ではないでしょうか。

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