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読書とマラソン

読書をどうやって継続させるか。
前回の記事で書きました。
「読む場所」「読む時」を先に決めてしまうと、
習慣化しやすい。

私の場合、電車に乗ったらもう本を開いています。
そしていつの間にか本の中の世界に没頭している。
気づいたら降車駅です。
本当にありがたい。
イヤホンがあれば、(音楽が流れているのに)音楽は聴こえず、
周囲の雑踏も気にならず、車両内の喧騒も完全に遮断されます。
それだけ没入させてくれる。集中力も上がった気がします。


本が分厚すぎる!!


とはいえ、読書をあまりしていない方にとってはあんなに分厚い本を見ると、気後れするのが普通だと思います。

子供の時から大人は「本を読んだほうがいい」と
全員クローンのように言ってきます。

でも、40歳を迎えた身からすると、大人になって読書をしている人ってものすごく少ないのではないかなぁと思います。

特に今の時代は動画がある、SNSがある、テレビもまだある、、
自分の趣味の世界に繋がるにはワンクリックで良いわけです。
そうなると、わざわざ分厚い本を携えて出かけることも億劫だ。
そもそも時間をかけて読んでいくこと自体がめんどくさい。
そんな気持ちになっても仕方ないと思います。


読書とマラソン


そういう意味では
読書はマラソンに似ていますね。

いきなり
42.195km走ってみろ!
と言われたら
いやいやバカ言ってんじゃないよ!!
となるでしょう。

それと同じで、
読書をしていない人に(たとえどんなに面白かったとしても)400、500ページの本をお薦めしても、読む方はかなりしんどい。
良かれと思ってしたことが、押しつけになってしまうことは間違いない。

私は東京マラソンを完走したことがありますが(タイムはめちゃくちゃ遅いので割愛笑)、しっかり準備したとしても42.195kmは遠いのです。
途中から罰ゲームかと思ってました。早く終われ〜と思ってたな。。笑

読書が好きではない人や、あんまり読んでいない人も、それと同じ気持ちになるのではないかと思います。


まずは「楽しい」と思える範囲で


だから、少しずつ増やしていけば良い。
まずは達成感が必要なんじゃないかなと思います。

マラソンで言えば、
まずは3km、そして5km、
タイムも測りながら無理のない範囲で10km、
ここまでくるとかなり達成感と自信があります。
そうすると欲が出てくるのです。
10kmって普通に生活してたら「走りたくない距離」ですからね。
ここまでいったらもうM(マゾ)なんです。笑
そうするとハーフマラソンにも興味が出てくる、
そのまま大会に出ちゃったりして、
いつかのタイミングでフルマラソンにエントリーしているわけです。
(本人談)笑

読書も全く同じだと思います。
まずはライトで読みやすいもの、
それをずーっと読んでいれば良いと思います。
いつか長編を読もうとか、シリーズを読もうとか、
この時点では思わなくて良い。
ただ好きなものを、ただ好きなように。

それを続ければ体力ってついてくるんですよね。
そしていつの間にかそれが自然になって、
欲が出てくる。
そういう現象と全く同じ。
だから、まずは好きな本を好きなように読む。
短くても良い、時間がかかっても良い。
「きっつー」「もうやりたくないなぁ」って思う前に止める。笑

そんなことを繰り返して、
読書の楽しさを知っていってくれれば良いなぁと思います。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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