動けない時期はどうしたらいい？

大型台風が気になります。
こちら福岡ではところどころ
停電が起きているようです。

皆さんの地域は大丈夫でしょうか。
眠れるときに眠って
食べられるときに食べて
備えが安堵に変わりますように。
無事を祈ります。

こんばんは。
しんがきです。

台風など天候の都合や
風邪など体調の都合や
気持ちなど心の都合で
動けない時期、ありますね。

そんなとき私は
何らかが枷（かせ）となって
「うまく生きられない人たち」が
暮らす物語を眺めます。
ドラマとか映画とかマンガとか。

最近観たのは、映画『素晴らしきかな、人生』
ドラマ『カルテット』

自分を無理に奮い立たせず
小さいエネルギーで
「生きる」意志の強さより
「暮らす」を選ぶ人たち。

「生きる」ほど強い意思を持てないときは
「暮らす」だけでOK、大のOK。
生きるって結構しんどいから
起きて食べて眠ればまず上等。

そんなメッセージを
ドラマや映画の登場人物から勝手に受け取って
静かにまるくなって元気になるまで心身を守ります。

「傷を舐め合う」には
ネガティブな響きがありますが
私たち人間は動物なので傷は舐めて治します。
治癒の過程で動きたい気持ちが芽生え
いつしか再び動き始めるものです。

要点を端的にまとめたパワポや
エレベーター・ピッチや
タイムラプスや10秒動画で
はしょられる部分に
私たちの回復・治癒の物語がたたみこまれています。

落ちてるときは
明るい歌より悲しい歌を
動けないときは
生きるより暮らす物語を。

たまに骨折に気づかず
走ろうとする人がいますが
怪我（心にダメージ）に
気づいていない場合も多いです。

傷が治らないうちに
理性や根性や力技で
ねじ伏せれば傷が開きます。

台風暴風雨のときは
外に出ず、内ごもりする
「動かないという行動」が
生存戦略的にも理に適っています。

動けない自分を責めるより
暮らしてる自分に「上等」と
小さく○をつける。

元気な日々の縦糸と
動けない日々の横糸の両方で
私たちの人生がしなやかに彩り編まれていくのだと思います。

P.S.

大好きな田中裕子さん出演
ドラマ『anone』の名セリフ

「生きなくていいじゃない、暮らせば」

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