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【早起きできたら日記3】家事を完了できない問題

朝起きて部屋が散らかっていたのでうんざりした。昨日寝る前に見た風景なのに、なぜ寝る前にはそれがどうでも良くなり、朝になると乱れが目につくのだろう。ふと部屋の隅に目をやると、後で仕分けしようと思っていた家族全員分の靴下の塊と、昨日畳んで積んでいたはずの夫の下着がごっちゃになっていた。「畳んだから持ってって」と言うのを忘れた。未収納の乾いた洗濯物があるのは、畳んでいる途中で買い物に出ねばならないとなり、残りは「あとまわし」となったのだった。

何かをしている途中で「あとまわし」になる。全てはこれが原因だと思う。私は家事があまり好きではない。それは、洗濯の一連の流れも、食事のあと片付けも、部屋の片付けも、そういった家事の殆どが、私には「プラス」ではなく「マイナスを頑張ってゼロに戻す」行為にしか見えないからだ。そのため炊事は、実はそんなに嫌いではない。美味しいご飯が「完成する」。そのご飯を自分で食べる、食べて喜んでもらえるという「喜び」が待っている。問題はその他の家事だ。ただでさえ好きじゃないから「あとまわし」しがち。さらには子供がいる。子育て中の最大のストレスは何かをしている最中に「邪魔が入る」ということ。「見て!聞いて!」へのレスポンスはもちろん、何かを取りたい、こぼした、お腹すいた、手伝って…などとにかく呼ばれ続ける。頼む、5分でいい、呼ばないでくれ!と思う。そうこうしている間に、自分の仕事も、家事も何も完了しないまま「夕飯作り」という「あとまわし」できないミッションがやってくる。

一番最初の【早起きできたら日記】で書いた習慣化のメソッドに従えば、「いかにルーティンに組み込むか」は結構な要である。書いていて気づいたが、私は炊事以外の家事をルーティンに組み込んでいない。いつも「その場対応」なのだった。そりゃあ、片付かんだろうな。そして、主婦生活10年も過ぎた未だに「なんで私が全部やらなきゃいかんのか」と思っている自分もいるのだった。洗濯の干す・畳むなどは子供のいる時間に手伝わせようと思うのだが、あまり上手くいっていない。この「未完了によるストレス」は問題だと思う。整った部屋の心地よさは、私だって知っている。どうにか見直さなければ、と思う。家事を完了させた自分を祝福する日々が、送りたい。


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