モモが逝きました🐈️
【⛩️三昧耶形⛩️】
・其の壱………
モモ🐈️♀️は、昨年の２月頃にフラりと現れた。
身体も小さくて、
アパートマンション下で保護している《MINMI♀️アムロ♂️ちびミンミ♀️レオ♂️メロ♂️(現家猫)》たちに迎えられ時々決まって深夜０時頃にだけエサを食べに来たんだ。
ひときわ目立つ小ささと
洋猫の混じった体毛と尻尾が
長い女の子だった。
ご飯はドライが好きで
声をかけると必ず『ニャァ』
といって、
他の住人には決して触らせてく
れなかったが、不思議なんだけ
れど僕とは数回の接見ですぐに
うちとけ身体を僕に擦り寄せて
きた。
そして急に来なくなってしまった。
それから数ヶ月、
梅雨から台風が懸念され、
本来はお局🐈️で５年選手のMINMI♀️を
自宅へ保護する決意をして、台風がくる前に家に迎えいれようとした矢先、MINMI♀️が自宅扉まで今在家猫のメロ♂️を
『私はいいから、この子を
お願い』
と言ってメロ♂️を玄関に残し、
階段下に去っていった。
被るように数ヶ月ぶりに
モモが現れた。
全身🕯️ロウソクで固められたように体毛は
ギタギタで、タネバエなのか虫がたかり、
強烈な異臭を放ち、だらりと開けた口の下顎と
ベロからは涎(ヨダレ)が地面までスライムみたいに垂れ下がってガリガリに痩せてしまっていたんだ。
以前のナルト🐈️を垣間見た。
見るも耐えない最悪の状態
だったんだ。
正直虐待も疑い懸念した。
当然ドライフードは無理だから、
ウェットやチュール系、
それでも食べない時はミルクにした。
なんとか空腹を満たそうとするが最悪の口内環境で、痛みを我慢し水しか飲むことができない。
もう待てない…。
今すぐ保護しよう。
お金にゆとりなんかない。
だからって何なんだ。
どうにだってなろうが。
半ばヤケクソと怒りと
悲しさと菩提心が
ぐるぐるぐるぐる。
そうやって緊急拉致して
うちに保護し、家族になった。
それからが大変だった。
まず、身体中の汚れ落としと
ノミダニ駆除に何回手をかけた
かわからない。
最大は歯周病、黄疸。
これが元になり、
投薬や通院が重なった。
抜歯も見据え、
まず体重を増やし麻酔に耐えられる身体にしてから手術を
担当医と話していた。
いつ死んでもおかしくないからと《強肝剤、抗生剤、消炎剤、点滴、胃薬、抗真菌剤》
は毎回だった。
相当内臓に負担があったろう。
元々長い長い放浪を強いられ
その結果、血液精密検索では
肝機能がほぼ役割を果たしていなかった。
食べられない、免疫機能不全、
抵抗力もない、ないないだらけだった。
回復機能がないから
猫カビまで増殖して
皮膚は剥げてしまっていた。
それでもモモは、異常なまでの生命力で必死にご飯をたべ
一時は３キロ近くまで快復したんだ。
(最後1.88㎏まで落ちた)
200gは魂の重さ..
容態が変わってきたのは
１ヶ月ほど前だった。
脱走しようとしたり、
玄関マットに居着いたり、
お風呂場でじっと上を見たり
聞いたことない声で鳴いたり
ベランダに出してと鳴いたり
トンネルや隅っこに行って
寝たり。
うちの長老のマイキー♂️
(推定10歳🐈️茶トラ)が
大好きだった。
まるで夫婦みたいだった。
マイキーは外で７年近く
サバイブしてきた地域猫だった。
怪我一つ負わず、片目を
失明したマイキーは
どんな猫も近寄ってこない
地域のボス猫だったんだ。
沢山の仲間の死別をみてきた
猛者でもある。
そして、とてつもなく優しい。
うちに来てからは、
まるで仙人みたいに
なってしまった。
モモにとってマイキーは
頼れる支えの夫だったのだろう。
間違いなく、モモは
たった数ヶ月間の新婚生活を
猫生で掴みとったんだ。
ここ数日は完全介護介助だっ
た。シリンジで給餌、水分量
補給。骨と皮になった。
動けないはずなのに、
問いかけたりすると必死に
『ニャァ』といって
お尻や尻尾をあげようとしたり
喉を鳴らすんだ。
ふらふらになりながら
ベッドから落ちてしまったり。
今朝、05:47
モモは逝きました。
🐈️モモ之姫命♀️
(モモノヒメミコト)
令和六年2/2
行年 推定10歳
放浪 9年6ヶ月
家保護 令和５年
7/17~(約半年)
虹の橋のたもとで
僕が行くのを待つ場所へ。
朝日にモモを抱き
神、仏に勅願しました。
最後の最後まで、
モモは生きることを
一切諦めなかった。
そう、
立派過ぎるぐらい
立派だったんだ…。
2️⃣・其の弍………
【三昧耶形】
（さんまやぎょう)
と【喉仏】
密教では仏を表す象徴物の事で三形（さんぎょう）とも略す。
三昧耶とはサンスクリットで「約束」・「契約」
などを意味するサマヤから
転じた言葉で、どの仏をどの
象徴物で表すかが経典によって
予め「取り決められている」
事に由来する。
伝統的には、如来や菩薩などの
仏の本誓、即(すなわ)ち
衆生(私たち)を救済するために
起こした誓願を示したものと
定義されている。
また、喉仏は仏様が座禅してい
る姿に見え、脊椎骨の1つであ
る「第二頸椎」になります。
……………………………………………………
(別途 他に)
古事記においては、
神は死ぬことはなく、
人間以外に服喪が無いと書いて
はいないだけであって、
「死は穢れである。
穢れは気枯れである」
と他教を認めない輩がいるが、
それは違っていて、
神職では
「喪とは、喪失し気力を
失ってしまった心に、
ポッカリ開いた穴を埋める
期間」のこと
なのです。
忌中、喪中、には
それぞれに違いがあります。
※《動物に対する
忌はありません》
自然とともに生きる動物には
善悪の差はなく、
そのために迷うこともないので「忌」は必要ありません。
だから、
神棚に半紙をかけるのは、
忌であって、
忌は神に亡くなった人間の
冥福を祈るために
《潔斎》する事ですから、
社会活動や人間としての行動を
控えるから神棚に半紙をかけるのです。
神棚の維持管理や祭事は
人間としての行動だからです。
……………………………………………………
🐈️モモの額(ひたい)には
特徴的な模様があり、
僕は《不動明王》にしか
見えなかった。
あえて私達人間のために
蓮を冠に下から支え持ち上げ
自らが人間の毒のすべてを
身代わりに、すべて背負って
業火に飛び込み
その身を焼き尽くして
くださっている不動明王様
にしかみえなかった。
それは、
📿モモの三昧耶形
だと…。
3️⃣・其の三………
棺の花を花屋さんに行ったとき、たまたま事情を話すこと
になり、そしたら優しい店員
さんが、
『よかったらどうぞ
お供えください』
と、
買った倍の量ほどの花を
くださりました。
モモがどれだけ今世で
頑張ったか神仏からの
讚美の贈り物だと、徳だと。
この儚い世界に、
全ての存在全ての命に
上下無く平等。
１人でも多くの温かい方々に
モモという猫生が
あったんだと、
必死に命をまっとう
したんだと、
知って欲しかった。
やがて僕も逝く
皆さんも逝く
魂(私達全て)は
永久不滅ですが、
命ある肉体に在り、
目に映り、体験したことも
だれからも だれもが
枯れ果て、
忘れ去られる。
必ず。
そして
記憶は失くなり
生命の繰り返しが
また永遠 営まれる。
時間や記憶がこの世にしかない
儚い世界で、
あなた方が目に映り
触れられる愛の介在を
忘れず大切に慈しんで
欲しい。
それぞれが愛の讚歌を。
そしてそれぞれが
自らを愛し他人様を愛し
万物と先祖様を
愛し、支え、紬(つむ)いで
ください。
さすれば、自分が存在しうる
なんたるかを
今世で解るやもしれませぬ。
聞いて知るものじゃない。
『 モモ、ありがとう。
モモ、少し待っててな、
そっちでボタンやチロル
ナルトやハリアー、
沢山の仲間と楽しくして
いてな。
そして、パパがまた
お前を見つけ
わかるように、
お不動さんの印を
つけてくれな。
パパの子になってくれて
ありがとう ありがとう
ありがとう
愛してるよ モモ
お前の喉仏の骨、
パパ食ったからな
永遠に家族だ。
全魂胴体だ。
今度は沢山遊んで
長く一緒に過ごそうな
マイキーも一緒だからな
一緒に引っ越したかったよ
モモ 早すぎるんだよ
なんで 』
🐈️モモが好きだったもの
・マイキー♂️
・マグロ🐟️
・花
そして
パパ 。
⛩️
吐普加身依身多女
寒言神尊 利魂陀見
利尊真言 寒乾陀魂
波羅伊玉意 喜餘目出玉登
布留部 由良由良止 布留部
ことをまた一つ
#祈世界安泰
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