【お詫び】該当作品の削除につきまして

日頃はシン・洒落怖をご拝読頂きまして、誠にありがとうございます。

noteとカクヨムに投稿していくうちに、少しずつではありますが、スキやコメント、フォロワー様も増えてまいりました。とても喜ばしいことでございます。

SNS全盛期とも言える現代社会における可処分時間の消費方法において、依存性中毒性すら持ちうるショート動画を筆頭にした受動的娯楽を差し置いて、オールドスクールかつ能動的な「文章を読む」という選択をしていただけた事に、一介の読書好きという観点からも感謝の念が尽きません。

さて表題について触れる前に、拙作の成り立ちについて説明をさせていただきたいと思います。

おそらく多くの皆様は察しておられると思いますが、殆どが創作でございます。

ではありますが、100%創作であるというわけではなく、実体験や友人知人の体験談に基づいたものや見聞から発想を得たものとなります。云うなれば虚実混交の作品です。

これに関しては、『実体験の書き込みや伝聞、伝説・創作・史実・ニュースなど、ジャンルや真偽を問わず、とにかく「死ぬほど洒落にならない怖い話」を数多く集めることを目的とする』という洒落怖の定義に基づき、自分なりの怖い話を集め創り投稿しているという次第です。

余談ですが、虚実の割合をある法則にて表しておりますので、もし宜しければそちらも楽しんでいただけたら、と思います。




話を表題に戻します。

去る2024年の4月17日に、『【恐い話】優しい微笑み』という作品を投稿しました。

こちらは十年来の友人であるYくんが旅先で撮影したというお地蔵様から着想を得て執筆した作品でした。

おじぞうさま

その写真に写るのは、まるで赤ん坊のような柔和な表情と佇まい、可愛らしい赤の頭巾を被ったとても優しそうなお地蔵様でした。そしてまた、背景に写る夕日がとても綺麗で、素晴らしい写真でした。

私は何を思ったのか、そんな素敵な写真を基に怖い話を執筆しました。それが件の作品です。理由は後述いたしますが、具体的な内容に触れるのは控えさせていただきますし、写真についても掲載は控えます。

とてもきれい

その作品を投稿してしばらく経つと、私は不眠症のような状態に陥りました。寝付きは悪く、寝れたとしてもすぐ起きてしまう。日中は仕事の間に瞬きをしただけで意識を失う。けれどもいざ夜になると眠れない。そんな日々が続くようになりました。

いつしか私の微睡みの最中、瞼の裏に映る夢には例のお地蔵様が現れるようになりました。

しずむゆうひ

しかし、お地蔵様は何をするわけでもなく、ただそこに鎮座しているだけなのです。

眼前に浮かぶ夢の中のお地蔵様に、私はいつからか不眠の苛立ちをぶつけてしまうようになりました。

ごめんなさい

気付けば何故か手にしていた金槌のようなもので、お地蔵様をバラバラに砕いていました。

ゆるしてください

何度も。何度も。

ばちがあたりました

なんども。なんども。

もうしません

なんどもなんどもなんども。

たすけてください

そうした夢を見るようになったこと、不眠になってしまった事を鑑み、お地蔵様への敬意が足りなかった、軽率な行動を取ってしまったと反省し、件の記事を削除するに至りました。そして、例の写真は、Yくんと共にデータ毎削除する事にしました。

残念ながら不眠が治るには至っておりませんが、瞼の裏にお地蔵様が現れることはなくなりました。

これからは、迂闊に崇め奉るべき存在であるものを濫りに話の種に使うのは控えようと、固く決意をした次第でございます。

該当記事へコメントやスキをくださった多くの皆様に深くお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

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