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ネコアレルギー発症!それでも「通いたい」と話してくれる親子のためにできることは?①

どうも、しんです!沖縄県与那原町にてデモクラティックスクールみんとというフリースクールを運営、世界一幸せな学校を目指して活動中です。

投稿するか迷いましたが、スクール運営のリアルとして本記事を書こうと思います。

これは2023年6月~8月実施のクラウドファンディング中盤、白猫なつをお迎えしたあとの話、経緯を簡単にまとめます。

・なつをスクールにお迎えしたあと、子どもの1人が重めのネコアレルギーを発症。
・みんなにアレルギーの確認はしていたものの蓄積型で、スクールでなつの近くにいたことがトリガーになったと診断。

クラファンを頑張っている最中、なつを迎え少しホッとした矢先の出来事!チャレンジすると想定外のことは起きるものですね。

その後、ライカムでお母さんと作戦会議、出てきた選択肢は
 ・他のスクールへ行く
 ・○○くんが来てくれる時間は外で遊ぶ
 ・公共施設や地域の居場所を利用できるか探す
 ・なつを保護団体へお渡しする

お母さんは、
「なつちゃんを保護団体へ渡すのは絶対やめてほしい、みんなで頑張ってる成果をなくしたくない。また、色んなスクールを見学した後、私も○○もみんとを選んだので、通い続けたい。在籍しておき、みんながお出かけするときに一緒に参加したい」

結論としては、
おでかけや外で遊ぶとき一緒に参加。一旦それでやってみて、また思うことが出てきたらその時に話すことになりました。

私が悩んだのは4つ、
①○○がいる時は外で遊ぶにしても、他の子の自由はどうなる?(現在1人でスクールを運営してるため外へ行く時は、基本みんな一緒に行く)
②ネコを保護したいと提案した子に、重めのアレルギーが出たと話すか?
③他のスクールもよく探した方がいいよな?
④スクールみんとに在籍しつつ使える居場所はあるのか?

どうしよう!とグルグルしてましたが、デモクラティックスクールの理念として「自由に対し子ども自身が責任を持つ」ことを大切にしているから、真っ直ぐ子どもたちに話そう!と決め、夏休み明け初日のミーティングでみんなへ共有。

私「○○さ、重めのネコアレルギーの診断出てみんとの中では過ごせなくなった。お母さんは他のスクールは考えてなくて、外で遊んだりおでかけするとき一緒に参加したいて話してる。おれは○○が来れるように、今よりお出かけや外で遊ぶ機会を作りたいと思ってるんだけど、みんなどう思う?」

と、みんとメンバーに投げかけました。すると、

「え、それでいいじゃん(^^)」
「最近来ないから心配してた!○○と外で遊ぼう!」
「普段はインドアになりがちだから、ちょうどいい!」

10秒で決定(笑)、
私が色々と心配してたことは「それでいいじゃん(^ ^)」で片付きました。それを聞いたとき、

⭐︎自由に対し責任を持つというのは、何か重苦しいものではなく、プラスもマイナスもそれでいいじゃん!と状況をそのまんま受け入れて楽しむことかもと気づかされました。

子どもたちの自由に対し責任を取らせなくていい、そう聞くこともあります。でも私は、責任を取ったり自覚したりすることは、自立した人になる上で必要不可欠だと思います。(もちろん、最後は全責任をかぶる気持ちですが、子どもたちには内緒です)

そんなこんなで!子どもたちの意見はまとまりました。

ですが、何か想定外が起き、外で遊べない日があるかもしれませんよね。他の居場所は探しておく必要がある('ω')

⭐︎次回、しんさんと行政⭐︎
また会いましょう~!


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