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宗教2世って ⑥

宗教2世は親の罪?


所謂、宗教2世の親達は、自分の意志で入信して自分の人生を切り開こうとされたのでしょう。そして入信した結果、幸せになれる確信を得たから、生後間もない愛する我が子も本人の意思に関係なく入信させる訳ですが、親は子供の人生にどこまで責任を負う必要があるのでしょうか。

創価学会の会員の方々の中にも様々な家庭があります。
3代、4代に渡って学会員の家庭の方々も多くいらっしゃいますし、且つ明るく朗らかに学会活動をされて幸せそうに見える方々を私自身たくさん見てきました。
少なくとも、私の周りでは、他の宗教で聞くような高額な物を買わされたり。強制的にお布施を徴収されるなんて事は聞いた事がありません。
でも、仏壇は高額かな…

ただ、他の学会2世の方のコラム等を拝見すると、聖教新聞を必要以上に何部も購読させられていた(自爆営業的な事)。とか、広布基金(いわゆるお布施)を3桁万円も納めてていた。など、明らかに高額な金銭的な負担を強いられていた話しを聞いたりします。また、それが元で家庭不和に陥った等々。
これも、創価学会の負の一面なのでしょう。

宗教に限らずですが、赤ん坊の頃から、ある特定の倫理観や価値観を教え込むと、いざ成人した後に、そういうふうに、教え育ててきたけど、大人になったんで、あとは、自分自身の考えで判断、選択をして下さい。と言われてもなかなか難しい事だと思います。

「いやいやいや、散々その価値観で育てていたでしょ。」
「それを否定するって、ある意味これまでの自分の人生を否定する事じゃない。」
「お父さんとお母さんのその考え方、僕は違うと思うんでこの家、出ていきます。って子供が言えるわけないでしょ。」
って悩み苦しんでいる方は多いと思います。

私自身も私なりに結論を出す事にかなり悩みましたし、今でも考えます。

両親はそれがこの子の幸せにとって正解だ。って信じてたわけで、悪意があったわけではない…でもそれは愛がある故に不幸な事なのかもしれません。

人を幸せにするはずの宗教が、不幸にする事があっては決してならないと思います。


※創価学会を批判、中傷するつもりは全くなく私の人生を振り返った時に「宗教2世」というワードに対しての私なりの純粋な思いを綴っております。


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