企業の手の上で踊るということ

「2月3日は節分の日ですね!何を食べますか?」
「はーい!恵方巻き!!!」

そういうシーズンです。ところで、恵方巻きは、どうやって広まったかご存知ですか?始まりは、

恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったといわれています。

https://r.gnavi.co.jp/food/sushi/ehoumaki/ehoumaki_04.html

と、結構最近ですね。広まったのは、

1989年に、某コンビニエンスチェーンが広島県で太巻きを売りだしました。そのコンビニエンスチェーンでは、売り出す際に、「恵方巻き」と名前をつけ、販売を始めたというのが恵方巻きという名前の始まりの強い説です。その後、あっという間に恵方巻きは全国に広がり、コンビニエンスチェーンのみでなく、デパートやスーパーマーケットでも必ずと言って見られる食品になりました。

https://r.gnavi.co.jp/food/sushi/ehoumaki/ehoumaki_04.html

ということで、結局、関西人以外は、企業の手の上で、転がされているようなものです。正直、あまり好きな広まり方ではないです。うなぎを食べるのも、チョコレートを渡すのも、全部企業の策略にまんまと引っかかっています…。

一方で、そうは言ってもやはり、食べたい私がいます。

正直、企業のやり方には、ダメな部分もあると思います。恵方巻きが、どうやって始まったのか、知られていないような部分は、文化の尊重という意味で、あまり好ましいことではないと思います。

ですが、私は、思いました。

企業の戦略ではあるけれど、ダメな部分があっても、意味がある程度通っていて、害のないものは、やり続けよう、と。恵方巻きは、きちんとした、江戸時代から続く関西の文化。うなぎは、栄養的にもパワーがつくから、時期的にちょうど良い。チョコレートは、友情を深めるきっかけになる。

広めたのが金儲けのためだったって、そんなに気にすることもないんじゃないか。


ただし、害のあるものはダメですよ。例としては、

ゴミが増える商品。まだ使えるのに、新商品が出た!買おう!ダメです。環境とお財布のために。資本主義の弊害の一つ。

そして、タバコ。タバコ会社は、二コチンで人を釣って、大儲け。悪徳企業です。そんな企業の手の上で転がされている喫煙者の皆さん。いろいろ言い訳はありますが、非喫煙者ですが私が聞く限り、どれもタバコでなくてもできるのではないかと思います※。そういうのを言い訳に、止めようとしないニコチンに依存しているみなさん。自覚してください。病院に行くのも一つの手かもしれません。とりあえず、何でもいいので早く治していただけると嬉しいです。あなた自身のためにも。

でも、これらは、転がされている消費者が悪いんじゃない。企業と、企業にそうさせている制度が悪い、ということを忘れてはいけません。それをただすには、制度をいろいろ変えないといけないです。

変えよう、みんなで。


※喫煙所トーク→タバコでなくてもできるのでは?というか、できないんだったら、作りませんか?横に座った人に話しかける、というくらいのことですので。喫煙所トークができていた方なら、できると思いますが。
気分転換→別にタバコじゃなくて良くない?
口寂しい→飴玉とか。


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