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不運にもSDGsを学ばされる女子高生に贈る珠玉のことば『もったいない』

先日夕方の関西ローカルテレビのワイドショーを見ていたら、吉本芸人が女子高を訪問する企画がありました。他愛のない番組ですが、ちょっと驚いたのは胸にあのバッジを着けている女子高生たちが多かったことです。戦勝国の押し付け価値観が若者に浸透していることを実感しました。
そうです。SDGsに理解を示す意識高い系の人々が着ける、あのSDGsバッジです。
ある青年会議所のホームページを調べていて、集合写真を見たらほぼ全員がそのバッジを着けていたのを見たときも驚きでしたが、彼らは成人ですからしょうがありません。自分自身で気付くか、一生気付かずに終わるか、しかありません。
しかし、女子高生が進んでSDGsに触れているとは考えにくく、当の学校ホームページを見てみると、やはりそうでした。学校を挙げてSDGsに前のめっています。
<仏教の教えにもとづく建学の精神は…一昨年度よりSDGsをコンセプトにした学びが加わりました。…本校は2019年1月に、この国連グローバル・コンパクトの壮大なチャレンジを日本国内で推進するグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン (GCNJ)に加盟申請を行い、活動に主体的に取り組む会員団体として承認されました。>
 
「天台宗一隅を照らす運動」というサイトによると、
<「勿体(もったい)」とは、世の中のすべてものは繋がりあって成り立っている、それ単独で成り立っているのではないという仏教の言葉です。「もったいない」はそんな存在価値や意義が、ないがしろにされ、あるいは十分に活かされていなくて惜しいという意味です。>
舶来の17の目標を掲げなくても、「もったいない」という言葉一つで足りるはずです。
 
それなのに…もったいない
 
国際連合と訳される『ユナイテッド・ネイションズ』の正しい日本語訳は連合国です。ロックフェラー家の資金援助で誕生した国連は、その強い影響力を受け続けて来ました。ロックフェラー家が目指してきたのは、国際主義です。国際主義と言えば、耳障りがいいですが、国境をなくす、国柄をなくし、世界統一政府が核兵器を一元的に管理するというものです。ようやく浸透してきたグローバリズム共産主義です。
その国連が主導するSDGsも決して両立しない矛盾に満ちた目標を掲げています。
SDGsの前身MDGsが目標達成できずにSDGsに引き継いだようにやはり目標は未達成に終わり、新たな〇DGsに引き継がれると見られています。
そもそも、非効率的なエネルギーに移行させて生産を落とせば不況につながります。大気の窒素を肥料に換え、莫大な食糧供給を産んだ化石燃料の否定により、SDGsの目標のひとつ「飢餓をゼロに」とは逆に飢饉につながります。社会は厭世的な気分が蔓延し、こうした縮み志向は全体主義を受け入れやすくするのです。
つまり、ひとつひとつの目標を達成するのが真の目標ではなく、社会を混乱させ、隠している真の目標、全体主義を達成することが目標なのです。その大きな目標に向かう途上で、国連を支える多国籍企業は、ESG投資、二酸化炭素排出削減取引、EV車などでついでに儲けておこうという狙いがあります。
 
ついでに言えば、SDGsの17目標のうちの一つ、「ジェンダー平等を実現しよう」が今後女性に不利益しか与えないLGBT運動につながっています。
 
こんな私利私欲にまみれた虚飾から、女子高校生の彼女たちが日本本来の価値観に戻ってこれるようなきっかけになればと、セカンドオピニオンを下記に示しておきます。
 

 

 

 

 

 

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