新しくなったPurpose、Valueを紹介します!
はじめに
株式会社Sales Marker CTOの陳です。創業してから2年半、CrossBorder株式会社という会社名よりもサービス名のSales Markerの方がどんどんと業界内での知名度が上がっており、交流会で”CrossBorder”と名乗っても認知度は低いものの、名刺を渡すとSales Markerの人か!と認知してもらえる事が多くなりました。このような背景から我々は2023年12月に企業名とサービス名を統一し、株式会社Sales Markerに改名しました。それに伴いMVVも改めて定義し直す事になりました。
新Purpose、Value
早速ですが、上記がSales Markerの新Purpose、Valueになります。
よくあるMVVではなく、Mission、VisionをPurposeに統一する事により会社の目標を明確化し、社内に浸透させる為、今回はMission、VisionはなくPurposeのみの策定となりました。
それぞれどうやって策定に至ったのか、どのような意味を込めているのかについてお話しします。
※参考 改訂前のPMVV
PURPOSE
Purposeとは、Mission、Visionの上記概念として存在し、文字通り企業の社会的意義、存在理由の事を指しています。
”全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る”。これは我々が創業当初から掲げている言葉で、こちらは大きく変えていません。
創業者4人がそれぞれに我々はなぜ会社を作るのか?我々は何を成し遂げたいのか?を考えた時、4人の共通点として全員がいい意味で枠組みにはまらない人間でした。
CEOの小笠原は大手エンジニアからビジネスサイドへキャリアチェンジし、COOの荻原は大企業からスタートアップへ年収半分になってまで飛び込み、取締役の渡辺は高校からずっと海外で活躍し、自分もまた日本、中国、アメリカと3か国のバックグラウンドを持っているといった集まりでした。日本にはまだまだ”決まり事”や”暗黙的な常識”が多く、”出る杭は打たれる”文化が根付いています。もちろんルールは必要ですが、 過度な”枠組み”は人を縛り付け、思うようなチャレンジができなくなってしまいます。我々はそんな”既存の枠組み”を越えた挑戦を、誰もができるような世界を目指しています。
一つの例が、日本のスタートアップ企業の後押し。日本はスタートアップ後進国と言われており、それは既存の枠組みから飛び出すのが怖い人々が多いのではないかと我々は考えています。いいアイディアはあるけど今の生活を捨てられない、もっと他のことにチャレンジしたいけどリスクが大きい。そう言った理由でやりたくない仕事に縛られている知人を沢山見てきました。
我々はまず全てのB2B企業の売り上げを上げることで、日本企業の価値を上げ、皆のアイディアをビジネスへと変え、スタートアップに良い循環をもたらしすべての人がチャレンジできる世界を創りたいと思っています。それが最終的に日本経済の底上げへとつながり、チャレンジする事に今の生活を捨てる必要がなくなり、リスクを限りなく少なくする事で皆が既存の枠組みを越えた挑戦がしやすくなる。これが、我々がSales Markerを作り出した大きな理由です。
Value
元々は9つのValueを定めていましたが、9つだと多すぎて覚えられない!となかなか社内への浸透が難しい状態でした。
そこで今回社名変更と共にValueも3つにまとめ、フレーズを覚えやすいものに変更し、社内浸透を目指しました。策定から3ヶ月経った現在は、全ての社員がValueを覚えてくれているし、体現していると自信を持って言えるほど社内浸透しています。
そもそも元々の9つのValueは策定当初、社内のメンバーの特徴や経営陣が一緒に働きたいと思うような人の特徴を並べ、それを基準に採用を進めてきました。
正社員50人、全体140人を超える現在もそれは変わらず全員に当てはまる特徴で、会社のカルチャーがまさにこのValueを中心に構築されています。
Cross-Border
起業時の会社名だったCrossBorderは現在一Valueとして残り続けています。
スタートアップに関わらず、部門横断で発生した問題は誰が責任を持つべきか?と言った議論が発生しがちですが、Sales Markerでは課題を見つけ、能動的にボールを持つ人を讃える文化を作っています。自分の役割や部門に止まらず、枠を超えた挑戦を我々は支持しています。
Respect for All
私が最も好きなValueです。Sales Markerでは常に感謝の気持ちを忘れずリスペクトする事を賞賛しています。毎日感謝の言葉が部門を跨いで飛び交い、実は”ありがとう”や”Thank you”がSlackで一番使われている言葉です。一般的にプロダクトチームとビジネスチームは距離が遠くなりがちですが、Sales Markerでは、日々プロダクトチームから「顧客対応や要件の背景を伝えてくれてありがとう」や、ビジネスチームから「新しい機能をリリースしてくれてありがとう」等の言葉が交わされており、お互いにリスペクトし合ったいい関係を築けています。
Growth Leader
会社の成長だけではなく、我々は個人の成長も重視しています。Sales Markerでは”個人のWillボード”を作っており、オンボーディングの段階で必ず一人一人のキャリアの考え方、モチベーション等を記入してもらいます。マネージャーはそれを見て、今の仕事は本当にメンバーのモチベーションや目指す姿に近づける物なのかを考えながらアサインを行います。また、経営チームをはじめ全チーム内で毎週Best Growth Personを選出する等、常に全員が成長できる環境を意識しています。
▼エンジニアの成長環境についてはこちらの記事をご確認ください
最後に
創業間もない頃から経営陣や初期メンバーの特徴をまとめて作った9つのValueですが、3つにリブランディングした今でも本質は変わっていません。より言葉が洗練されたPurposeも、伝えたい想いは創業時から変わっていません。このPurposeやValueを中心に、今後もSales Markerの文化を作っていこうと思います。
Sales MarkerではPurposeやValueに共感して貰えるメンバーを常時積極採用中です。興味のある方は、是非下のリンクからカジュアル面談に応募いただき、一度お話しさせてください!
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