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日々の言葉 #38『人を喜ばせるということ』

今日の日々の言葉は、小山薫堂さんの『人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない』から。

小山薫堂さん…は、説明の必要もないと思うんですが、「料理の鉄人」を企画し、映画「おくりびと」の脚本を書き、「くまモン」の生みの親という、スーパースペシャルな方です。

本には、会社のメンバーに仕掛けられるさまざまな「たくらみ」が紹介されていて、「人を喜ばせること」は、喜ばせる側も楽しいんだなーということが伝わってきます。

けっこう際どい「たくらみ」もあるので、信頼関係があるからできることなのかな、とも思いますが……。

「ときにはハッタリも必要なのです」は、作家志望の新人を「うちの作家です」と紹介して回ったという話の中の言葉。

作家と紹介されれば、相手は作家として遇してくれる。

そこにもしギャップがあれば、自分で埋めろよ…という、厳しくもあたたかい想いが込められているんです。

謙遜が美徳という教育を受けた身としては、なかなか「ハッタリ」をきかせてやろうとは思えないんですよね。

そんな時は「肩書きが人をつくる」という言葉を思い出してみるのはどうでしょう?

たとえば新規事業のリーダーを任されたとき。

最初は、
肩書き>>自分
かもしれません。

そこで「自分にはブカブカすぎる!」と尻込みせず、必死で埋めていけば、いつしか肩書きに見合った自分になっていく。

誰だって、最初は「ブカブカ」なんですから。

新年度が始まって2回目の週末。この一年がどんなふうに終わったら楽しいだろうと考えてみませんか?

一年後のあなたの肩書きは、なんですか?

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