日々の言葉 #59『獣の奏者』
今日の本の言葉は、上橋菜穂子さんの『獣の奏者』から。
兵器として育成される凶暴な蛇である「闘蛇」。母と同じ獣ノ医術師を目指す少女エリンと、「闘蛇」の秘密、生き物の生きる力を描いたファンタジーです。
全4巻+外伝まである長い物語なんですが、エリンの世界に魅せられて一気に読んでしまいました。
兵器として育成される凶暴な蛇である「闘蛇」。母と同じ獣ノ医術師を目指す少女エリンと、「闘蛇」は、けっして人に馴れない、また馴らしてもいけない獣とされているのですが、エリンは操る術を身につけてしまうのです。
さて、少女の運命は……。
命を救われたエリンが、養蜂家のもとで暮らしているころ、この世の不思議と矛盾をたくさん発見していました。
その疑問から仮説を立て、獣の声なき声を聴くようになっていく。
常に誠実なエリンの姿からは、学ぶことも多かったです。
現代ほど、仕事と遊びの境目がはっきりしていない時代はなかったかもしれません。
目に映るもの、毎日の経験の中から、違和感をキャッチしたり、仮説を立てて検証したりすることは、すべてビジネスに生きてきます。
「おもしろかったー」「つまんなかったー」で終わらせないことがポイント!
今日の「遊び」から学べることはなんですか?
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「なぜ」が人生を深くする。
毎日、小さな問いを発信しています。
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