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【モヤカラ♪ vol.43】感情の整理と現実への対処を分けよう

一日の半分近くを占める「仕事」の時間。これがもっと楽しい時間になれば、こんなに幸せなことはないですよね。

と、思うということは。仕事時間にモヤモヤすることがあるのでは?

そこで今月の「モヤモヤをカラッと♪(モヤカラ♪)」は、「仕事中あるある」のモヤモヤを特集しました。

配信にあたっては、『7つの習慣』を学びながら実践する7SALONメンバーほかにアンケートを実施。たくさんのご意見をいただきました。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

まずは、「出勤日なのに上司が来ない……。これってアリなの!?と思ってしまいます」というモヤモヤです。

最近はリモートとオフィスワークのハイブリッド型勤務も増えているようで、おそらくコメント主さんもそのような勤務体系なのだと思われます。

実はわたしも似たような経験がありました。

3か月以上かけて準備したイベント当日。唯一すべてを把握している担当者が来ない!!! 他のスタッフは、ゲスト講師の連絡先も知らなければ、参加者リストも共有されていない状態。配布するレジュメがあるのかどうかも分からない。

そんな仕事ぶりを目にすると、イラッを通り越して、叫びたくなってしまうんですよね……。こういうときに「怒り」を爆発させるのは、一番簡単な反応です。

でも、それでは何も解決しないのも事実。

もちろん、人間ですから感情を持つのは当然のこと。気をつけたいのは、その感情のまま反応(=行動)しない、という点です。

一人の行動が誰かの不機嫌を呼び、誰かの不機嫌が周囲の不愉快へと広がっていく。オフィスに限らず、学校や家庭で「あるある」な光景なのではないでしょうか。

ポイントは、感情の整理と現実への対処の行動を分けることです。わたしたちは行動を選択することができるから。

また、よく聞くのは「怒ってしまった自分を責める」なんですが、自分の感情をなおざりにしないことは大切だと思います。

たとえば、「モヤカラ♪」パーソナリティーのむらけんさんは、書き出したり、車の中で叫んだりするんだそう。

出勤日に上司が来なかったことに対して、「アリ」なのかどうかは会社によると思いますが、たぶん大切なのは約束を守れなかった「その後」の行動です。

待っていた側からフィードバックがあればいいのですが、お互いの関係性によっては上司に何か言うなんてムリ!ということもあるでしょう。

そして恐ろしいことに、信頼口座の残高が少ない相手に対して、わざわざフィードバックをすることもないんですよね、人間って。

フィードバックは目標に向かうために必要なものです。『7つの習慣 ファミリー』には、飛行機のフライトにたとえた一文があります。

パイロットは、目的地を決めて、フライトプラン(飛行計画書)を作成するわけですが、飛行中は、雨、風などの天候や、人的ミスなど、さまざまな影響を受けます。

でも、ちゃんと目的に着くんですよね。

 なぜそんなことができるのだろう? パイロットは飛行中ずっとフィードバックを受けているからである。状況を表示する計器、管制塔、あるいはほかの飛行機からの情報、時には星々から読み取れる情報も役立つ。針路から外れるたびに、このフィードバックに従ってパイロットは軌道修正を図り、フライトプランに戻すのである。
 希望は目的地にあるのではない。ビジョン、プランにある。予定した針路に戻ってくることができる能力にあるのだ。

『7つの習慣 ファミリー』

自分の行動が軌道を外れていないかどうか、確認するために一番効果的なのは、人からのフィードバックです。フィードバックがあれば、「予定した針路」に戻ることができるから。

どうしようもない事情によって約束が守れないことは、必ずあります。そのためのプランBを用意しておくことも、ビジネスパーソンとしては必要なスキルといえるかもしれません。

そして、最近あんまりフィードバックをもらってないなという方は。

自分が「裸の王様」になっていないか、チェックしたほうがいいかも!?


今回の配信は、こちらから聴くことができます。この記事では1つめのモヤモヤをご紹介しました。2つめのモヤモヤは、次の記事でご紹介しますね。

次回の「モヤカラ♪」配信は、13日にお送りする予定です。どうぞお楽しみに!

「7つの習慣セルフコーチング」の公式サイトはこちら。

「モヤカラ♪」過去の放送はマガジンにまとめています。


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