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日々の言葉 #22『「教える」ということ』

今日の日々の言葉は、出口治明さんの『「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには』から。

先が読めない時代に必要な「社会を生き抜くための武器」とは何かについて考えてみよう、という内容です。

出口治明さんといえば、還暦を過ぎてから創業されたライフネット生命の、ユニークなCMが印象的でしたよね。

出演されたのは、何かの意図があったというよりは、「若者に受けることは若者にしか分からないんだから、言われたとおりにやろう」と思っていたからだと前に読んだことがありました。

こういう姿勢からも、出口さんの柔軟さが伝わってきます。

70歳になってから立命館アジア太平洋大学の学長へと転身。実業家から教育の世界へと活躍の場を移されています。

というか、「そろそろ引退して、ゆっくり暮らしたい」と思うタイミングで、新しいことを始めるって、すごいガッツだなーと思うのです。

自分の頭で考え、自分の言葉で、自分の意見を表明できる人間になる。

この目標に向かって、教えること、そして育てることについて語っていらっしゃいます。

子どものころからけっこう
「あれやっちゃダメ!」
「ジッとしててって言ったでしょ!」
なんて、自主性を奪う言葉を耳にしているのではないでしょうか。

自分の意見を持てるようになるには、トレーニングが必要だと思います。

このとき、励まして勇気づけられる大人が周囲にいれば、どれだけ心強いか。

その点、出口さんのような、学ぶことを楽しむ方がいると、いい刺激を受けられそうですね。

今日は「人間的活動」として、どんなことをしますか?

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